【藤あや子 我が道20】野口五郎さん、山口百恵さんは格好良すぎ 50年以上ずっと大好きな人

[ 2025年12月21日 07:00 ]

ファン歴50年以上の野口五郎さんと(オフィシャルブログ、あや子日記から)
Photo By 提供写真

 自他ともに認めるミーハーですから、韓流スターからスポーツ選手、お笑いタレントなどジャンルを問わずにみんな好きになってしまいます。ただ、小学校5年生から50年以上、ずっと大好きな人が野口五郎さんと山口百恵さんです。この2人は別格ですね。

 当時の「新御三家」郷ひろみさん、西城秀樹さんと五郎さんの3人は、女の子たちの間で絶大な人気を誇っていました。それぞれ好みがありますが、クラスの中で人気投票すると、正直言って五郎さんファンはほかの2人と比較すると少数派でした。私も秀樹さんやひろみさんも大好きでした。でも、やっぱり五郎さんです。

 ほかの2人が太陽だとしたら、月の魅力です。少し哀愁があるところが良いのです。それは百恵さんにも共通します。ビジュアル、声、歌唱力、全てが好きでした。当時もファンクラブがあったのかもしれませんが、入り方も知りませんでした。ただ、レコードは全部買っていましたし、「明星」「平凡」も欠かさず買って、写真を切り抜いて集めていました。当然、下敷きも持っていましたね。

 デビューして、初めて五郎さんにお会いできたのは、衝撃的でした。五郎さんに会える人生があるのか、歌手になって良かったと心から思いました。「のど自慢」のゲストでご一緒したのですが、「ファンでした」と面と向かって言えず、お願いして写真だけ撮っていただきました。その何年か後、歌番組で共演する機会がありました。すると同期デビューの香田晋くんが「ねえ、五郎さん、あやちゃん、ずっと五郎さんのファンだったんですよ」と言ってしまったのです。「キャー!やめてー!」と女生徒のように大騒ぎしたことを覚えています。

 ファンであることがバレてからは、お会いするたび、堂々と2ショット写真を撮ってもらっています。先日も五郎さんのシンフォニックコンサートにお邪魔しました。一度、ゴルフもご一緒させてもらいましたが、とても上手で、やっぱり格好良かったです。

 山口百恵さんは「スター誕生!」の予選で「回転木馬」を歌っているのを見た瞬間、吸い込まれるように魅せられました。小学校5年の冬です。キラキラしたアイドルではない、少し暗い雰囲気の存在感が際立っていました。ずっと気になっていて、百恵さんがデビューした時「あ、この人だ!」と小躍りしました。歌の内容も途中からアイドル路線ではなくなり、歌がうま過ぎました。同世代の歌手とは表現力が別格に違いました。何事にも動じない格好良さにも憧れました。百恵さんは私にとって歌手の先生であり、ずっと百恵さんみたいになりたい、という思いでここまで来た感じです。

 この憧れる2人に共通するのは、プロフェッショナルとしての力です。卓越した歌唱力と表現力は、プロである以上、ずっと追い求めていかなければならないと思っています。

 ◇藤 あや子(ふじ・あやこ)1961年(昭36)5月10日生まれ、秋田県角館町(現・仙北市)出身の64歳。民謡歌手として活動後、87年に村勢真奈美の芸名で「ふたり川」でデビュー。89年、藤あや子に芸名を変え「おんな」で再デビュー。92年「こころ酒」で日本有線大賞を受賞、第43回NHK紅白歌合戦に初出場、21回出場している。新曲「想い出づくり」など「小野彩(このさい)」のペンネームで作詞・作曲も行う。

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