笹野高史“脇役”ならではのセリフの覚え方明かす 本田望結「まだ自分に集中しちゃっているから…」

[ 2025年12月19日 20:50 ]

笹野高史
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 俳優の笹野高史(77)が19日放送のニッポン放送「本田望結のミユコレ!」(金曜 後5:10)に出演。“脇役”ならではのセリフの覚え方を明かした。

 プライベートでも仲の良い女優でフィギュアスケーターの本田望結(21)からセリフの覚え方について聞かれた笹野は、「今は繰り返し、繰り返し覚えている。100回言う。それもただ入れるんじゃなくて、何の感情も入れなくてペラペラペラと口の筋肉に覚えさせる、ぐらいやらないと、覚えたことにならないよと思って」と答えた。

 100回というのは大げさで、実は「どんなにやっても45回くらい」と言いながらも、相手とのやり取りではなく「一人でしゃべっている、説明とか、お経は困難でございます」とし、「何回言ったか分からないくらい言います。書きます。聞いたり…五感をすべて使って覚えるようにします。しみ込ませるというか」と語った。

 だがそうやってしみ込ませるほど覚えていくと「弊害」もあるとし、「覚えてきたなって分かるセリフになっちゃうんだよなあ。20%か30%くらいは、現場の雰囲気っていうか、空気っていうものを入れる余裕を残した覚え方をしておかないと。相手がどう出てくるかっていう、それによって違う訳だから。自分はこう言おうと思っていたのに、相手がこう言ってきた。ちょっと違ったなあと戸惑っちゃあいけないから」と説明した。

 本田が、自身は「私も完璧に覚えていくし、相手の先輩方に迷惑にならないように本当に口が覚えるくらい覚えていく派」としながらも、ベテラン俳優の笹野が「今でも、私たちと同じ、相手に合わせる、余白を残すとか。その側にずっといらっしゃるんですよね」と驚くと「それはね、僕は主役じゃないからだと思う脇役だから」と語った。

 笹野は「初めての主役がどう出てくるか分からない時に、家で稽古した通りにセリフを言うとさ、相手にとって迷惑かもしれないじゃん。この作品は主役を良く見せるための作品であって、僕が何を主張しようが関係ないわけ。彼の助けになれば良い訳だから、彼のやりたいこと、こういうことなんだと思ったら変えられる余裕を残しておくとか。360度アンテナ張って監督がやりたいことをキャッチできるように。脇役は主役のこうやりたいんだ!っていう方向を見つけてあげて、それに合わせてあげる」と明かした。

 本田が主役でも脇役でも「全てに全力だし、どう区別したらいいか分からない」と言うと笹野は「乱暴な言い方すると、主役は立っていればいいんだよ。あんましいろんなことをしない方がいいと思う。引き算していったほうがいい」とアドバイス。「親方って言う役をやるとね、俺が親方だ、っていくらやったって親方にならないのよ。周りが“親方”って言ってくれないと。同じように、主役は、ドンと立っていればいい。乱暴なやり方するとだよ」と言い、本田も「刺さりました~。めちゃくちゃ参考になりました」感謝。

 最後に笹野は「何回か主役やったけど、主役やると全然見える世界が違うんだな。びっくりしちゃった。今まで見えていなかったことが見えちゃってさ。主役の人大変。こんな世界にいたのかっと思って。今度脇に回ったら、ああしてあげよう、こうしてあげようって…」と振り返ると、本田は「まだ自分に集中しちゃっているから」と苦笑していた。

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