「今日UFO呼んでみせるね」――純情のアフィリア・雨森セラ 現実とロマンを受け止める感性

[ 2025年12月8日 17:00 ]

【画像・写真3枚目】「カオス」な世界ににじみ出た9年目の“色気”――純情のアフィリア・雨森セラ 計算外のヨガポーズが武器に(撮影・葉山カナ)
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 学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」雨森セラは現実とロマン、その境界を怖れず受け止める独特の感性の持ち主だ。それは都市伝説を語る時も、ステージに立つ時も変わらない。その不思議と優しさが同居する世界を、スポニチ東京本社でのソロインタビューで紐解いた。(「推し面」取材班)

【雨森セラ 連載②】社会人からの“逆走”

 昨年のある日。夕方の埼玉、静かな露天風呂だった。湯気の向こうの空をふと見上げた瞬間だった。「空に光がふわって動いて、ビカンって光って消えたんです」。隣にいた母と同時に息を呑む。昼間に「今日UFO呼んでみせるね」と口にしたばかりだった。「自分でもめちゃびびりました」。帰宅後に父へ話すと「2人して嘘ついて」と一笑に付された。

 「別の時に元メンバーと一緒に露天風呂に行ったときにも見たことがあって。向こう(UFO)は私に写真を撮られるリスクを警戒しているから、全裸で携帯を持ち込めないお風呂という状況を見計らって現れてるんじゃないかな」

 後日談まで含めて、独特のエピソードはどこか物語のようだ。しかし、この出来事こそが雨森セラという人物の“感性”を象徴している。現実を現実として受け取りながら、ロマンも同じ熱量で信じられる。

 得意の歌を生かしてメンバーで唯一、ソロライブなど月1ペースで単独でイベントを行う存在。そこで10月に始めた異色の企画がある。 「都市伝説がめちゃ好きで、友達の音楽プロデューサーと一緒に“地球ゲーム攻略部”ってトークライブを始めたんです」。

 ただのオカルトではない。哲学、心理学、科学的見地――実体験や本、愛読しているミステリー雑誌「ム-」などで得た知見を自分の中で整理し、“地球というこの星をどう楽しく生きるか”というテーマに昇華させている。 「地球って元々生きづらい設定だと思ってて。でも攻略法があれば楽しく生きられるじゃないですか。だから私なりの説をトークライブで共有してます」。

 未知を怖がるのではなく「楽しむ」。情報をフラットに受け取り、自分の言葉に変換する。その好奇心の深さが、雨森の語りに奥行きを与えている。

 そんな“温泉でUFOを呼ぶアイドル”が、純情のアフィリアを一文字で表すなら?

 「昇(のぼる)、ですね」

 「純情のアフィリアは世界に出ていくグループだと思ってます。アイドルとしての歴史は長いので老舗と思われてるかもしれません。でも、私たちはまだまだ昇っていく。その気持ちを常に持っています」。逆走の人生を経験し、遠回りしながら戻ってきた雨森だからこそ言える言葉だった。

 最後にこんな質問をぶつけてみた。

 ―雨森さんの場合、昇りすぎたら宇宙まで行って、宇宙人に遭遇してしまうのでは?

 「見てみたい気持ちと、本当に遭ったら怖いかもっていう気持ちが半々です。でも私の宇宙人のイメージは、地球人より精神的に進歩している存在だと思っているんです。遭えたら、地球にあるフルーツを振る舞いたいんです。モモとかイチゴとか。果汁感を感じられるフルーツがよくて、これが木から採れるのかって感動してくれるかも。ただ、美味しいと感じる感性があるか分かりませんけど(笑)」

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