角野隼斗 ギネス公演 人気ピアニストが1万8546人魅了 屋内ソロピアノリサイタルで販売チケット最多

[ 2025年11月30日 05:25 ]

Kアリーナ横浜で単独公演を行ったピアニストの角野隼斗
Photo By 提供写真

 YouTubeチャンネルの登録者数が150万人を超えるピアニストの角野隼斗(30)が29日、Kアリーナ横浜でコンサートを行った。観客1万8546人を動員し、ソロピアニストでは前例のない規模の公演となった。「屋内のソロピアノリサイタルで販売されたチケットの最多枚数」のギネス世界記録に認定された。

 黒のスーツに黒の蝶ネクタイ姿で一礼し入場。通常のグランドピアノと、太鼓のような響きや鈴の音が聞こえるように弦に細工を施した特別なピアノの2台を弾き分け、ベートーベンの「月光」など14作品を演奏した。開演から約2時間半後にはギネス認定員が登場し、快挙を称えた。角野ははにかみながら満員の会場を見渡し「文字通り、皆さんと一緒に達成した記録です」と感謝の思いを伝えた。

 3歳からピアノを始め、小学2年の時に絶対音感を持つ「天才音楽家」としてテレビ番組で取り上げられた。その才能は音楽にとどまらず、名門の開成中学、高校を経て2014年に東京大学理科1類に入学。音声情報処理を研究し、その後大学院にも進学した。

 現在は米ニューヨークを拠点に活動。持ち前の数学力でクラシック音楽特有の音階の“ルール”を分析し、これを守りながら独創性を加える演奏が人気の要因。クラシックの初心者だけでなくコアファンもうならせる繊細かつ大胆な演奏で観客を魅了した。

 07年4月にフジコ・ヘミングさんが日本武道館に1万4000人を集めたのがソロピアニストの公演での最多動員記録とされている。角野は昨年7月の同所公演で1万3000人を動員し“記録”に迫っていた。2万人超を収容可能なKアリーナ横浜でクラシック音楽の公演が行われるのは今回が初めて。「目まぐるしく世の中は変わっていますが、僕は変わりません。いつでもまた僕の音楽を聴いてください」とこれからもピアノを弾き続けることを約束。この勢いのまま、ドーム会場でコンサートを開くピアニストになっていくかもしれない。(吉澤 塁)

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