北大路欣也 長嶋茂雄さんから届いた2通の手紙「光をもらったような気がします」

[ 2025年11月22日 05:29 ]

お別れの会で言葉を述べる北大路欣也
Photo By 代表撮影

 6月3日に89歳で他界した「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さんをしのぶ「お別れの会」が21日に東京ドームで開かれた。親交があった芸能人も多数参列。60年来の交流があった俳優の北大路欣也(82)はお別れの言葉をささげ、長嶋さんから届いた手紙2通のエピソードを明かした。

 王貞治氏、松井秀喜氏に続いて祭壇に歩み出た北大路は、笑顔の長嶋さんの遺影を見上げ、表情を緩めた。

 「多くの思い出をつくってくださいました。野球ファンの一人として幸せです」と感謝。続いて「忘れることができないこと」として、1990年の正月にテレビ東京で主演ドラマ「宮本武蔵」が放送された直後、長嶋さんから1通の手紙が届いたことを挙げた。1月2日に12時間にわたって放送された超大型ドラマ。「今ここにあります」と手紙を取り出し「小生も学生時代から武蔵には大いに興味を抱き、野球の技を磨く上で参考になればという思いもあって五輪書を愛読してきました。最後までテレビの前から離れることができなかった」など、内容を読み上げた。参列後、北大路は取材に「スタッフ皆さんと手紙を共有して、みんなで喜んだ。自分たちの思いが長嶋さんに伝わった、と」と振り返った。

 長嶋さんとの親交は、20歳になってすぐに高倉健さんからの紹介で始まった。3人で千葉県の成田山新勝寺に初詣に行くなど親友のようになった。1999年には父の市川右太衛門さんのお別れ会に、工藤公康氏の巨人入団会見の合間を縫って駆けつけてくれた。92歳で死去したことから「“そりゃ、もうおめでたいよ”と励ましてくれた」という。2007年には紫綬褒章受章パーティーにサプライズで出席してくれた。

 北大路は、今年2月20日の長嶋さんの誕生日に合わせて届いた手紙も紹介した。

 「誕生してから89年目。本年は野球(89)年ということになります。夢中で取り組んできた野球人生で野球年を迎えられたこと、何か誇らしい気持ちになりました」

 89は「役者」にも通じる響き。「役者人生、役者魂。光をもらったような気がします。感謝の思いは、永遠です」。長嶋さんの“魂”を手本に、これからも歩んでいくことを誓った。

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