もり上がった世界陸上 舞台裏で外国人選手からTBS石井大裕アナへの感謝の声が上がっていた理由とは…

[ 2025年11月16日 07:45 ]

TBS石井大裕アナウンサー(左)とライルズ選手
Photo By 提供写真

 東京・国立競技場で9月に行われた世界陸上は今年もり上がったスポーツイベントの一つだった。TBSの石井大裕アナウンサー(40)はフィールドから競技を終えたばかりの選手たちのナマの声を視聴者に届けて感動を呼んだ。石井アナは2015年の北京大会から世界陸上の中継から携わり、日本のみならず世界中のアスリートの取材を続け、信頼関係を築いてきた。今回は東京開催の大会だったことでスタジアムの外で外国人選手たちに寄り添っており、熱戦の舞台裏では石井アナへの感謝の声が多数上がっていた。(鈴木 美香)

――石井アナに感謝する外国人選手の声を多数聞きました。棒高跳び男子で世界記録を更新して金メダルを獲得したスウェーデンのデュプランティス選手に試合後のパーティーでカラオケ店を予約してあげたとも聞きました。
「外国の選手たちが、この日本でどのような生活を送るかというのも、実は僕にとっては最大のテーマの一つだったんです。なぜそう考えたかというと、今年2月か3月頃、ウクライナの陸上連盟の会長から相談があったんです。『世界陸上の前に日本で事前合宿をしたいが、経済的な事情も含めて、なかなか実現できない』と。そこで、僕もやれることはやろう、と動きました。那須塩原市にご相談したところ、市長をはじめ職員の皆さんが多大なご尽力をくださり、那須塩原市が受け入れ先となって、選手たちが滞在・合宿を行うことができました。そのためのスポンサー探しや、多くの方々のサポートが実現し、ウクライナの選手たちが心から喜んでくれたんです。那須塩原市に涙が出るほど感謝している姿を見た時、地球って一つだなという思いを強く抱きました」

――那須塩原の方々とウクライナの選手たちが交流したのですね。
「ええ。ウクライナの選手は那須塩原で何度も子供たち相手に講演をしたり、学校訪問をしたり、運動教室を開いたりしました。大会前に非常に充実した時間を過ごし、東京に入ったんです。このサポートがなかったら、選手団も恐らく6人ぐらいしか送れなかったと話していましたが、結局トータルで40人が来ることができ、大変感謝しているそうです。こうした協力ができたことが嬉しかった。地球は一つというか、こういうことこそがスポーツなんだなというのを、すごく感じました」

――東京大会で金メダルを獲得し世界記録を更新した棒高跳び男子のデュプランティス選手や、200メートルで4連覇した米国のライルズ選手とも親交が深いそうですね。
「デュプランティス選手は、もともと野球をやっていてイチローさんに憧れていました。世界陸上の1週間ほど前にイチローさんの話題になったので、それをヒントにイチローさんのポーズを披露していたんです。取材を通して、日本の人たちを非常にリスペクトしてくれているのを感じました。ライルズ選手は、かめはめ波や元気玉といった派手なパフォーマンスで知られますが、カメラが回っていないところで一緒に話しをすると、陸上競技の未来や、子供たち、若手の選手のことを真剣に考えているんです。だからこそ世界で愛され、活躍できる選手なんだと思います。400メートル障害の世界記録保持者であるワーホルム選手は5位で振るいませんでしたが、『こういうこともあるよ。次は勝つ』と話していました。すぐに切り替えて次を見ている姿を見ると、自分もそうやって仕事をしていかねばならないという思いを感じます。このすぐに前を向く姿勢は、子供たちに伝えたいと強く思いますね」

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