今年もり上がった世界陸上 デュプランティス選手のイチローポーズ 裏側にはTBS石井アナの存在が…

[ 2025年11月16日 07:40 ]

TBS石井大裕アナウンサー(左)とデュプランティス選手
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今年もり上がったスポーツイベントの一つに数えられるのが9月に東京・国立競技場で行われた世界陸上。TBS石井大裕アナウンサー(40)のレース後の選手の姿を伝えるリポートが感動を呼んだ。石井アナは20155年の北京大会から世界陸上の中継に携わり、日本選手のみならず世界中のアスリートの取材を続け、絶大な信頼を得てきた。男子棒高跳びで金メダルをスウェーデンの獲得したアルマンド・デュプランティス選手が競技中に見せた〝イチローポーズ〟が話題となったが、あのポーズ披露の舞台裏には石井アナの存在あったことが分かった。(鈴木 美香)

――デュプランティス選手が6メートル15を跳んで金メダルを確定させた後、ラストチャンスの3回目で6メートル30を成功させ、世界記録を1センチ更新。5万人の競技場は大興奮でした。6メートル10を跳んだ後には(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターの)イチローさんのポーズを見せ、話題になっていましたね。
「デュプランティス選手とはさまざまな取材をする中で、アスリートとして大谷翔平選手が大好きだとか、いろいろな話を聞いていました。彼はもともと野球をやっていて、イチローさんに憧れていたんです。世界陸上の1週間ほど前に話をした際に、イチローさんの殿堂入りの話題で盛り上がりました。それでヒントを得て、あのイチローさんのポーズになったそうです」

――メジャーリーグ、バレーボール、卓球など、さまざまな現場で取材をされている石井アナだからこそ、話題も広がりますね。
「そうですね。取材の合間に、いろいろなアスリートとスポーツ談義をする機会が多くあります。そこで初めて、彼らがどのような思いで競技を始めたのか、昔のエピソード、そしてなぜ彼らが一流になれたのか、勝ち続けることができたのかを深く話す中で感じることができたのは、僕にとっても非常に大きな財産になりました。これを今度は、テレビを通して、日本の子供たちに伝えることが、すごく意味のあることじゃないかな、と考えているところです」

――パフォーマンスといえば、米国のライルズ選手も楽しませてくれますよね。石井アナが普段接しているライルズ選手はどのような人柄なのでしょうか?
「かめはめ波ポーズや元気玉のポーズなど、派手なポーズで知られていますが、カメラが回っていないところで一緒にお茶をしたり話していると、常に未来を考えているんです。陸上競技だったり、子供たちだったり、若手選手の育成だったりとか…。本当にいろんなことを考えていることに驚かされます。だからこそ、あれだけ世界で愛される選手であり、世界で活躍できる選手なんだと思います。彼は2、3カ月ほど怪我でなかなか競技ができなかった時期がありましたが、その時何をしていたかというと、トレーニングはもちろんですが、自分のチームにいる若手選手たちに、陸上との向き合い方やスポーツへの向き合い方、あるいはファンや社会に対する貢献の仕方などを熱心に伝えていたそうです。その期間を経たら、彼のチームメイトたちが成績を残すようになったと聞きました。そういう話を聞くと、本当にすごい一流の選手は、人間としてもやはり一流でなければならないんだな、と感じる瞬間でした」

――石井アナだからこそ聞くことのできるエピソードですね。それをどう生かしたいでしょうか。
「一流の選手からは、常に先を見て、昨日より今日、今日より明日と努力する姿に勇気をもらうことが多いです。『今回のこういう結果があるから次へ』と目標に向かう姿勢は、僕も子供が2人いますが、僕の子供に限らず、未来を背負う子供たちにやはり見せたいなと思うし、伝えたいなという思いが強くあります」

――石井アナは今後、スポーツをどのように伝えていきたいでしょうか。
「結婚して子供ができてから、伝え方も変わってきていると思います。娘も物心がついてきて『マフチク(マフチフ選手)すごいね!』とか『デュプランティスのマネ!』とか言って動き回っているのを見ると、スポーツの影響は良いものがすごくあると感じます。プロになるだとか、競技をやるだとか、そういうことでなくても、元気になるような、楽しい記憶として、そしてちょっとした教養だったりも、テレビを見てくれる子供たちみんなに伝えていけたら嬉しいですね。陸上に限らず、いろいろなスポーツイベントやスポーツニュースでも、そういった情報を届けていけたらいいなと思っています」

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