「研究時間が足りなかった…」DuelJewel・Shunが“産みの苦しみ”の先に見つけた新境地。「俺がフロアの起爆剤になる」

[ 2025年10月14日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】「研究時間が足りなかった…」DuelJewel・Shunが“産みの苦しみ”の先に見つけた新境地。「俺がフロアの起爆剤になる」
Photo By 提供写真

 5人組ロックバンド「DuelJewel」が9月に新アルバム「Eclipse」をリリースし、現在、同作を引っ提げた全国ツアーの真っただ中だ。バンドサウンドの要であるギタリスト・Shunがスポニチ東京本社でのソロインタビューに応じ、新作に込めた挑戦と、ライブパフォーマンスにかける熱い思いを語った。(ヴィジュアル系特集取材班)

【祐弥連載③】DuelJewelは“5人だけ”になって進化した

 「今のDuelJewelの技術と表現力を使って、何か新しい風を吹かせたい」。新アルバム「Eclipse」の制作に臨むにあたり、Shunは強い決意を抱いていた。メンバー5人それぞれが曲作りを手掛けた今作。彼が提示した楽曲の中から選ばれた「Rotten Sun」は、まさにその挑戦心の結晶だ。目まぐるしく展開が変わる現代的なアプローチを取り入れつつも、DuelJewelらしさを失わない絶妙なバランスを追求した。その一方で、自身のルーツとも言える得意なメロディーラインが光る『Only Love』も収録。ギタリストとしての“今”と“これまで”が、一枚のアルバムに凝縮されている。

 しかし、その制作過程は決して平坦ではなかった。今年の初めに「運命の出会い」を果たしたという新しいメインギター。まるで「ギターキッズに戻ったみたい」に夢中で弾き込んだその愛器と共に、録音機材も一新してレコーディングに挑んだ。だが、理想の音を追求する時間はあまりに短かった。「全部を一気に変えすぎた。研究する時間が全然足りなかった」。産みの苦しみに深く悩みながらも、職人としての探求心を止めない。試行錯誤の末にたどり着いたサウンドは「新しい自分のフォーマット」となり、今後の創作活動への確かな手応えを感じさせている。

 その変化は、ライブパフォーマンスへの意識にも及んだ。かつては技術を磨くことに重きを置いていた練習を、ステージでの振る舞いや魅せ方を意識したものへとシフトチェンジしたという。その結果、ステージ上で大きな余裕が生まれた。

 「僕の役割は、お客さんを煽ったり、動かすきっかけを作ったりすること。僕がお客さんの心に火をつけて、メンバーそれぞれがその火をさらに大きくしていく」。

 だからこそShunは、ステージに立つとき“起爆剤”としての役割を自らに課す。自身のギタープレイがフロアの熱狂を生み、それがバンド全体へと伝播していく。その光景に、何よりもの幸せを感じるのだ。

 「それぐらいの戦い方をしていける気がしている」。静かに語る瞳の奥には、確かな自信が宿っていた。

続きを表示

この記事のフォト

「DuelJewel独占ソロインタビュー&ライブレポート|ヴィジュアル系ロック最前線」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年10月14日のニュース