音を楽しむことさえ怖くなった時――DuelJewel祐弥が信じたツアーという“処方箋”の力
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5人組ロックバンド「DuelJewel(デュエルジュエル)」のギター・祐弥が、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。信条は「音楽=楽しい」。だが、その言葉さえかすみ、“音を楽しむことすら怖くなった”時期があったという。そんな彼を救ったのは、全国を回るツアーの力だった。 (ヴィジュアル系特集取材班)
【祐弥連載①】自分が描く“好き”を深める
「辛いこともあるけど、生み出した時の喜びや、オーディエンスが湧いた瞬間の嬉しさ。それが“音楽は楽しい”という言葉に何度も救われてきました」
祐弥の音楽人生の根底には、常に“楽しい”という感覚がある。だが、四半世紀に及ぶキャリアの中で、その揺るぎない信条が崩れそうになったことがあった。
「ついこの間なんです。9月発売のアルバム『Eclipse』が出る前くらいかな」。そう切り出すと、漠然とした不安と無気力に襲われていた日々を静かに明かした。
「配信をしても言葉が出てこない。家でギターを演奏してもテンションが上がらない。季節の変わり目なのか、バイオリズムなのか、体調なのか。原因はよく分からないんです」。成長の速度が緩やかになり、音楽性に迷いが生まれる。大好きなライブも配信も出来ているのに、自分の中で心底からくる“楽しい”が鳴らない。出口の見えない感情を抱えたまま迎えたのが、「Eclipse」を携えた今秋のツアーだった。
「これまでそうなった時って、いいライブをするとガッと気持ちが上がった。今回もツアーが始まったら、不安は全部過去のものになっていました」。ステージの照明を浴び、観客の声と音を共有する瞬間。張り詰めていた心が解け、“楽しい”が再び自分の中に戻ってきた。
音楽と真剣に向き合うようになったのは中学1年の頃。地元・東京・赤羽の学校には、のちにバンドで共に戦うボーカル・隼人がいた。出席番号も隣同士。隼人から借りた2枚のアルバム、LUNA SEA「MOTHER」と黒夢「feminism」。それが祐弥にとって、ヴィジュアル系との出会いだった。
高校に進学すると軽音部でX JAPANやLUNA SEAをコピー。「エレキを買うお金がなかったので、父のフォークギターを借りて無理やりメタルを弾いてました。あの頃はやっぱりモテたかった(笑)」
1997年に隼人がDuelJewelに加入すると、祐弥はそのライブを定期的に見に行くようになった。「隼人は当時から歌がうまくて、パフォーマンスも群を抜いてた。『コイツは絶対売れる』って思ってました」。高校卒業後の2000年、メンバー脱退を機に隼人の紹介で祐弥が加入。認められるために提出した勝負曲のタイトルは「二度目の別れを...」。「自分でもびっくりするくらい暗い曲だった(笑)」。その曲をきっかけに、正式メンバーとして迎え入れられた。
やがて渋谷公会堂やO-EASTでのライブを重ね、「自分はプロになった」と実感するようになる。「音楽って、なんで“楽”が入ってるんだろうって昔は不思議でした。でも続ければ続けるほど分かる。やっぱり音楽は楽しい。その言葉に何度も救われてきました」
音を楽しむことさえ怖くなった時期を越え、祐弥は再び“楽しい”へと帰ってきた。ツアーは“処方箋”であり、音楽は生きる支えだ。
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