伊藤叡王 自在の銀使いで2冠へ王手 3戦3敗の先手相掛かりで藤井王座に雪辱

[ 2025年9月30日 21:40 ]

藤井聡太王座(右)との王座戦第3局に勝利した伊藤匠叡王
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 藤井聡太王座(23)=王将など7冠=が挑戦者に伊藤匠叡王(22)を迎える第73期王座戦5番勝負第3局は30日、名古屋市「名古屋マリオットアソシアホテル」で指され、先手・伊藤が103手で勝利した。対戦成績を2勝1敗として2冠へ王手をかけた。

 戦型は伊藤の誘導で相掛かりへ進んだ。両者の相掛かりは昨年3月の棋王戦第4局以来1年半ぶり。公式戦では4局目となり、過去3局はいずれも今回と同じ伊藤の先手で、藤井の全勝だった。

 伊藤が5筋へ繰り出した右銀をその後2筋へ転回。1筋の端攻めに活用したと思ったら、3筋で捨てる自在の銀使い。伊藤が温めた秘策だったろうか。

 「前2局は苦しい展開が続いた。今回は比較的うまく指せた」。シリーズ3局目にしてつかんだ手応えをそう語った伊藤は91手目、自陣へ侵入した藤井竜を確保した金打ちで勝利を自覚したという。

 両者の対戦成績はこの日で伊藤の5勝13敗。ダブルスコア以上の開きがあるが、シリーズとしては23年度竜王戦、棋王戦で敗退した後、叡王戦に続いて再び獲得へ王手をかけた。

 「次は1週間後になる。体調面も含めてしっかり準備したい」。同学年の藤井とのシリーズを2勝2敗のタイにできるかどうか。第4局は10月7日、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で指される。

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