うまくいかなくても、意味がある――NEO JAPONISM泉なおが教わった「その先へ行く言葉の力」

[ 2025年9月28日 16:00 ]

【画像・写真2枚目】NEO JAPONISMの“咆哮”を背負って――新戦力・泉なおが「IMPACT」で切り裂く音像(撮影・福田みゆ)
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 7人組アイドルグループ「NEO JAPONISMネオジャポニズム)」に4月に加入した泉なおが、最新EP「NON LABEL」のリリースを受けて、都内でソロインタビューに応じた。鋭いシャウト、爆発力のあるパフォーマンス、表現者としての強烈な個性。その裏側には、思うようにいかない現実と向き合いながら、それでも立ち止まらず前へ進もうとする、言葉と感情の闘いがあった。(「推し面」取材班)

 ステージに立つのが怖くなる夜があった。元々は上がり症。少しのほころびが全体の流れを乱した。そんなとき、泉を支えてくれるのは、ある人のひと言だった。

 「失敗するのが悪いんじゃない。それをどう直して、どう自分が成長していくかが大事なんだ」

 この言葉が胸に残っているから、完璧じゃなくてもステージに立てる。失敗を恐れるよりも、その先を見据えること。その視線が、また次の一歩を引き出してくれる。

 加入から5カ月。活動の中で悔しさを感じる日々の方が多かった。

 「最近は特に、自分がどうなりたいか、どう見せたいかが明確になってきた分、それを形にできなくてもどかしいです。メンバーから吸収することも多いので、自分ができないと、やっぱり力不足だなって思って悔しくなります」

 けれど、逃げない。どんなに落ち込んでも前を向く。

 「寝たら割と元気になれちゃうタイプなんです。いい意味でも悪い意味でも能天気なんですよ(笑)。悔しいとか“くそっ”って思えてるうちは、まだ大丈夫だなって。自分が頑張れば、いつかうまくいくかもって。そう思えること自体、なんか面白いんです。だから、また頑張ろうって切り替えられます」

 その強さの原点は、中学生の頃に出会った一つのライブだった。

 音楽は幼い頃から常にそばにあった。バンドマンの父、日常にあるライブハウスの景色。アイドルには興味がなかった。そんな価値観をひっくり返したのが中学時代。アイドルになった友人のステージを初めて見たときだった。

 「アイドルってこんなにかっこいいんだ」

 やると決めたらすぐに動く。中3でオーディションを受けて高1でアイドルに。以前所属したグループで泉の代名詞になった「シャウト」と出会う。ネオジャポへの加入に向けて、その表現に徹底的に磨きをかけた。

 「ネオみたいな大きなグループには、自分にしかできない、絶対に勝てる武器がないと入れないと思ったんです。だからオーディションの前から、シャウトだけはちゃんとできるようにしようと思って、めちゃくちゃ練習しました」

 4月、念願の加入が決まった。初めて迎えた8月16日の生誕ライブでは、仲間たちが真っ直ぐに気持ちを向けてくれた。

 「初めての生誕ライブだったので何も分からなかったんですけど、メンバーが準備の段階からいろいろ教えてくれて。ライブ中も、いつも以上にみんなが私に矢印を向けてくれているのが分かって、“このグループでよかったな”って心から思いました。ネオは、自分ファーストじゃない人が多いんです。そういう空気が、本当にあたたかいんです」

 うまくいかなくても、意味がある。だから、泉なおは失敗しても、悔しくても、叫ぶ。“その先”へと踏み出していくために。

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