その時の私にしか出せない声があった――NEO JAPONISM福田みゆ 迷って挑んでやり抜いたEP「NON LABEL」舞台裏

[ 2025年9月26日 12:00 ]

【画像・写真1枚目】その時の私にしか出せない声があった――NEO JAPONISM福田みゆ 迷って挑んでやり抜いたEP「NON LABEL」舞台裏(撮影・滝沢ひなの)
Photo By スポニチ

 7人組アイドルグループ「NEO JAPONISM」(ネオジャポニズム)の福田みゆが、新作EP「NON LABEL」について都内でソロインタビューに応じた。4月に新メンバー2人を迎えて7人体制で挑んだ初の作品。その舞台裏には、自分にしか出せない“今の声”への覚悟があった。(「推し面」取材班)

 活動休止中に受けた喉の手術から2カ月後。福田はスタジオのスタンドマイクの前に立っていた。希望よりは不安が大きかった。運営サイドが思案した歌割りに目を通し、声を発していく。ディレクション担当者の声掛けで何度も緊張がほぐれた。「なんとかやりきれた」。収録を終えての正直な感想だった。

 改めて当時のレコーディングについて振り返る。「その時の自分にしか出せない表現があったと思うし、頑張ってやり遂げたっていう気持ちがよみがえってきます。あの時は本当に必死で、うまく歌えなくて大変でしたけど、あの経験があって今があると思います」

 新曲は全7曲。その中で「初めてネオジャポに触れる人に聴いてほしい」と挙げたのは1曲目の「IMPACT」だ。「やっぱり闘うというコンセプトのイメージが強く出ているからです」と語る。

 自身の見せ場はラストサビ。「褒めていただくことが多いんです。聴いてる側が感情移入しやすい歌い方をできているんじゃないかって自信があります」。さらに、メンバーの辰巳さやかによる振り付けも推しポイントに挙げ「サビは“見せる系”のダンスになっていて、ファンの人が真似しやすいっていうよりは『うわ、ネオジャポってかっこいい』と圧倒されるような振りになってるんです。そういう部分も自分はすごく好きです」とアピールした。

 迷って、挑んで、やり抜いた「NON LABEL」。収録曲はどれも思い入れがあるが、特に歌っていて最も心に響く曲が7曲目「Never fade away」だ。

 メンバーの滝沢ひなのがHayato Yamamoto氏と共作して完成させた詞世界。紡がれた言葉の最後のサビはこう歌う。

 ♪君がいたから 僕でいられた――

 「私が担当してるんですけど、ファンの人の顔を見ながら歌ってると、本当にその通りだなって思って。“君”──ファンの方々がいたから、“僕”──自分でいられたし、ここまでやってこれたんだなって。歌いながら自分自身も励まされる曲です」。アイドルはファンがいて初めて成り立つ。その当たり前を、シンプルな12文字のフレーズであらためて実感したという。

 「自分たちの歌を聴きながら励まされてます。改めてアイドルってこういう仕事だな、と思わせてくれる曲なんです」

 滝沢と肩を並べるボーカリストとして駆け抜けてきた約6年。思うようにできなかった自分とできる自分がレコーディングブースの中で幾度もすれ違った。だが、その時の声で全力を尽くした軌跡は、貼られたレッテルをはがすように名づけられた「NON LABEL」という作品に刻み込んだ。「その時の私にしか出せない声があった」。これは福田みゆというアイドルが、今を闘った“記録”そのものだ。

続きを表示

この記事のフォト

「NEO JAPONISM特集|全員独占ソロインタビューで「知られざる素顔」に迫る|撮り下ろし写真公開中」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年9月26日のニュース