野音、建て替え前のクロージング企画に南こうせつら 「みんなで集まれてラッキー」

[ 2025年9月21日 20:30 ]

「東京フォークジャンボリー in 野音」に出演した(左から)きばやし、細坪基佳、イルカ、南こうせつ、小室等、木村充揮(憂歌団)
Photo By スポニチ

 歌手の南こうせつ(76)が21日、東京・日比谷公園大音楽堂で「南こうせつ 東京フォークジャンボリー in 野音 ~日比谷野音 The Final~」を開いた。

 同所は老朽化による建て替え工事のため、10月1日から利用が休止されることが決まっており、同公演を皮切りにクロージング企画がスタートした。

 1970年にデビューして以降、36回同所に立ってきた南は、本番前に同所で行った囲み取材で「(フォークが誕生した70年代に)ここで歌うのはステータスだった」と振り返り、「55年やってきて、みんなで野音に集まれることは、ラッキーとしか言えない」と感謝していた。

 この日のステージには、小室等(81)、木村充揮(71)、イルカ(74)、きばやし(25)ら幅広い世代のアーティストが集結。

 南は「フォークの名曲が生まれた1970年代は、各地でコンサートがあって、当時深夜放送を聴いていた皆さんが、60、70代になったいま、すごいコンサート会場に来てくれる。時々、その子供も来てくれる。きょうは、みんな揃って歌えるのがうれしい」と声を弾ませていた。

 ステージでは南がソロで「神田川」を披露したほか、イルカと「なごり雪」で声を合わせる場面も。アンコールでは、高田渡さんの「自転車にのって」を出演者と、集まった2500人のファンと合唱し、同施設での最後のステージをかみしめていた。

 同所は、1923年7月に日本初の本格的な野外音楽堂として開設。2度の改築を経て2023年に100周年を迎えた。

 長い歴史の中で、歌手の矢沢永吉(76)が所属したロックバンド「キャロル」が1975年に解散コンサートを、77年にはアイドルグループ「キャンディーズ」が解散宣言をするなど、「フォークの殿堂」、「ロックの聖地」として愛されてきた。

 クロージング企画は、23日に舞台裏や楽屋を無料開放する「日比谷野音オープンデー」を実施。27日にはギタリストのChar(70)がライブを開催する。同施設での最終公演は28日に、ロックバンド「エレファントカシマシ」が務めることが決まっている。

 建て替え工事では屋根の設置やバックヤードの充実、バリアフリー化を計画。2028年4月頃の再開を予定している。

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年9月21日のニュース