笑顔を封印した先に“本当の私”がいた──Baby’z Breath熊本美和、新曲「ガラスのダイス」で見つけた衝動と新たな境地

[ 2025年8月11日 11:00 ]

【画像・写真1枚目】笑顔を封印した先に“本当の私”がいた──Baby’z Breath熊本美和(写真右)、新曲「ガラスのダイス」で見つけた衝動と新たな境地(撮影・陽葵はるね)
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 アイドルグループ「Baby’z Breath」(ベイビーズブレス、通称ベビブレ)の熊本美和がスポニチ東京本社でインタビューに応じ、新曲「ガラスのダイス」への思いを語った。グループの爽やかなイメージを覆すクールな楽曲は何をもたらしたのか。パフォーマンスを通して向き合った“新たな自分”と、その表現の裏にある葛藤を明かしてくれた。(「推し面」取材班)

 「今回はすごくクールな曲が来たな」。それが、新曲「ガラスのダイス」を初めて聴いた時の率直な感想だった。これまで爽やかで明るい楽曲を多く届けてきたベビブレにとって、そのメロディーは新風であり、挑戦の始まりを告げる合図でもあった。

 しかし、レコーディングを終え、ステージでファンを前に披露を重ねるうちに、熊本の中で確かな熱を帯びていく。「衝動と向き合うというか、自分の人生について考えさせられるような、すごく自分にぐっとくる曲に変わっていきました」。

 その変化を決定づけたのが、♪ワタシハココニイル――というフレーズだった。もともとポジティブな性格。だからこそ、内省的な歌詞にすぐには入り込めなかった。だが、ステージに立つたび、このフレーズは熊本の根源的な叫びと重なっていく。「アイドルをしていたら、やっぱり自分を見つけてほしい」。その強い思いが、パフォーマンスに深みと説得力を与えた。それは、歌詞に自身が「気づかされた」、新たな自分を発見した瞬間だった。

 この曲で、グループには「笑顔禁止」という指示が出された。アイドルの代名詞ともいえるキラキラした笑顔を封印し、求められたのはアンニュイな表情。これまで経験のなかった表現に「すごく苦戦した」と振り返る。だが、その苦しみの先に、ファンをひきつける新たな武器を手に入れた。フォーメーションではメンバーがサイコロのように回る振り付けもある。細部にまでこだわり抜き、クールな世界観を徹底して作り上げた。

  笑顔を封印し、衝動を解き放った先にあったのは、今まで知らなかった自分自身の姿だった。“ワタシハココニイル”。その静かな、しかし力強い叫びは、ガラスのダイスのようにきらめきながら、きっと多くのファンの心に届くだろう。

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