内田恭子 能登地震巡る自民・鶴保議員の発言撤回に異議「言葉って撤回できない」「まったく意味ない」

[ 2025年7月9日 15:32 ]

内田恭子
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 フリーアナウンサー内田恭子(49)が9日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、能登半島地震を巡る参院予算委員長の自民党・鶴保庸介参院議員(58)の発言について私見を語った。

 鶴保氏は8日、和歌山県で自民候補の応援演説を行い、2地域居住の推進を訴えた。2つの自治体に住民票を登録できるシステムに利点を訴える実例の中で、「(総務省が)今回は本当に協力的だった。むしろ、率先してやってくれたと言ってもいい。また、運のいいことに、能登で地震があったでしょう?」と述べた。その上で、金沢市に移っている輪島市の住民が、金沢市内で住民票を取得できるようになったことを評価する内容だった。

 批判を受けて鶴保氏は9日に会見し、「被災地への配慮が足りなかったと反省している。言葉足らずだったと同時に、被災地のご苦労を考えると例示として出すのも適当であったか、深く考えなければならない」などと陳謝し、撤回した。

 演説の失言から謝罪、撤回…政治家たちの伝統芸のようになった一連の流れに、内田は違和感を口にした。「よく政治家の方が、よく謝って“撤回します”って言うんですけど、私は言葉って撤回できないことだと思うんですね」。言葉を生業にするアナウンサーならではの見解を口にした。

 番組では、鶴保氏の発言を前後を含めた放送、紹介した。内田は「少なくともこの方がしゃべっている中で、おかしいところがたくさんあるのに、今のVTRを見ていてもそのまま何もなく話をしていたということは、まったく気にしていないということですよね。その場では」と、演説中に修正、撤回しなかったことを問題視した。

 世論の声を受けての謝罪会見となったことにも、「気にしていないことが、こういうふうにニュースになることで、謝って撤回しますって、それはまったく意味のないこと」と断じた。

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