【べらぼう 大河絵(べらぼう絵)】第23話 「吉原」という家族にでっけえ恩返しを!心震えた階段の誓い

[ 2025年6月22日 19:10 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「べらぼう」大河絵第23話 「吉原」という家族にでっけえ恩返しを!心震えた階段の誓い
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 俳優の横浜流星(28)が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜後8・00)の第23話が22日に都議会選挙速報の影響で放送時間を前倒しし、午後7時14分から放送される。

 先週の第23話は「我こそは江戸一利者なり」。蔦重(横浜流星)が手掛けた狂歌の指南書などが売れ、耕書堂は大注目の本屋に。一方、誰袖(福原遥)は、直接オロシャと取り引きするよう廣年(ひょうろく)を口説くが…という展開だった。

 「おまえ近頃、いい気になってやしねえか」

 蔦重の育ての親である駿河屋市右衛門(高橋克実)は、日本橋に店を建ててくれるという土山宗次郎(栁俊太郎)の言葉に大興奮。夢の実現にギラギラ度が増している時に“オヤジ”がピシャリ。ふてくされる“蔦三”は錦絵の販路拡大でも悩む。

 そこに現れたのが書物問屋の須原屋市兵衛(里見浩太朗)。オヤジのこともあり諦めムードの蔦重の背中を押す。「俺は、お前さんに日本橋に出てもらいてえ。源内さんのためにもよ」「江戸で一番面白えもんをつくってるんだ。そいつを日本の津々浦々まで流すっていうのは、この日の本(もと)の人の心を豊かにするってことじゃねえのか」。源内が授けた「耕書堂」に込められた思いも含め目を細めて蔦重の心に訴えかけた。

 さらに、吉原の上客であった和泉屋三郎兵衛(田山涼成)の弔いの席で「吉原者」の洗礼を浴びた“仲間”たちを目にした蔦重の心はメラメラと燃え上がる。

 「俺に日本橋で店を出させてくだせえっ!」

 忘八連合の前で、気持ちのこもった言葉、そして眼光で嘆願した蔦重。その言葉にいつも以上に激高するオヤジ。「誰のおかげで…」。ボッコボコにして、そして階段から突き落とした。

 だが、今回の蔦重の思いは負けていなかった。表情のギラつきも増す一方。身なりを直し、一歩ずつ踏みしめるように階段を上がり「俺は忘八でさあ…でも俺ほどの孝行息子もおりませんぜ」。階段を上がり切り、オヤジの目をしっかりと見て言った。「それがこの街に育ててもらった拾い子の、一等でけえ恩返しになりゃしませんかっ!」

 歌麿ら絵師、作家はどこにも負けない。支えて見守ってくれている吉原の“両親”や“祖父母”“親戚”のような“仲間”がいる。足りないのはブランド力。日本橋に出れば必ず…。べらぼうに格好良すぎです(涙)。編集オジサン2人もギラギラメラメラ。石井さん、よろしくお願いしやすっ!

 第24話は「げにつれなきは日本橋」。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり4年目。

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