増位山さん ミリオンセラー2曲は真骨頂 担当ディレクター「性格そのままの歌声」

[ 2025年6月18日 04:03 ]

増位山太志郎さん死去

「そんな女のひとりごと」のレコードジャケット
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 増位山さんは幕内力士だった1972年に歌手デビューした。決して自由な気風とは言えない角界で相撲と歌の“二刀流”を貫いた希有(けう)な存在だった。

 意外にもその活動を後押ししたのは父で師匠の三保ケ関親方(当時)。「いろんな世界を見た方がいい」と助言された。甘い歌声は演歌よりもムード歌謡の方が合い「そんな夕子にほれました」(74年)、「そんな女のひとりごと」(77年)のミリオンセラー2曲は真骨頂だった。

 増位山さんを担当したテイチクエンタテインメントの磯田繁男ディレクター(53)は「歌の途中にアクセントをつける時、誰でも声が上ずったり、大きくなったりするんですが、親方(増位山さん)はとても自然でした。穏やかで包容力のある性格そのままの歌声でした」と振り返った。

 22年に敗血症を患ってからは療養がちだったが依頼があればステージに立つこともあった。磯田さんが最後に会ったのは昨秋で「ステージ終わりにウナギを食べにいきました。元気そうだったのに…」と信じられない様子だった。

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