関西テレビ・大多社長が退任を発表 被害女性に謝罪「彼女の心境の変化にアプローチできなかった」

[ 2025年4月4日 14:37 ]

4日、囲み取材を行い、辞任を発表した関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長
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 元タレントの中居正広氏によるフジテレビ元アナウンサーとのトラブルを巡る問題で、当時フジテレビ専務だった関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長が4日、囲み取材を行い、被害女性に対して謝罪した。

 大多氏は冒頭でこの日付けでの辞任を発表。「私がまず、何よりも謝りたいのは女性Aさんに対してです。Aさんの心情に寄り添うことができず、彼女を苦しめてしまったことは本当にお詫びしたいと思います」と謝罪した。

 問題の対応にあたり「中居氏や番組を守ろうという意識は全くありませんでした」と説明。「当初私に入った情報から、プライベートな問題と考えてしまい、その後はとにかく彼女に取返しのつかないことが起きてはならない、万が一のことが起きてはならないという思いで対応してきました。そのためには、事実を知る者を最小限にするのがよいという港社長の判断や医師の指導を踏まえ、彼女がいち早く回復し、仕事に復帰するという望みをかなえることばかりを考えてきました」と弁明した。

 被害女性のためを思って下した判断が「彼女の意思を無視し、彼女に責任を転嫁する行為だった」とも断言し、「第三者委員会の発表を重く受け止めております」と伝えた。

 そして「彼女の病状や気持ちを汲み取る努力をすれば、彼女にもっと寄り添った対応ができたのではないかと深く反省をしております」と神妙な面持ちで語った。

 被害女性に関する報告を受けた当初は「彼女に何かあってはいけない、心身のケアを最優先にしないといけない。そこに集中しないといけないと思った」とし、「逆に言うとずっとその方針が続いていた」と語った。

 また、自身の被害女性への対応に対して「彼女の心境の変化にアプローチできなかった。クローズした中でやりましたが、私や港社長が本人に聞きに行っても良かったと今になって思う」と考えを述べた。

 フジテレビの第三者委員会は3月31日、300ページを超える報告書を発表。被害女性が中居氏からの性被害を同局に申告したものの、当時の港浩一社長と大多亮専務、編成制作局長が「プライベートな男女間のトラブル」と判断していたことを報告。「性暴力に対する無理解と人権意識の低さが見て取れる」と断じた。

 大多氏は31日にコメントを発表。「厳しいご指摘を受けたことを、真摯(し)にそして深く受け止めております」とし、「被害に遭われた女性には、寄り添うことができず、心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。さらに、4月1日の同局の入社式で「このたびは私のフジテレビ時代の問題でこのような状況になっていることを本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。

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