【王将戦】永瀬拓矢九段 ぼう然…藤井聡太王将に完敗 「意識抜けてしまっていた」“想定外”巻き返せず

[ 2025年3月9日 18:56 ]

<ALSOK杯第74期王将戦第5局第2日>熟考する永瀬九段
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 将棋のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第5局が8、9日の両日、埼玉県深谷市の「旧渋沢邸『中の家(なかんち)』」で指され、挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が藤井聡太王将(22)=7冠=に120手で敗れた。通算成績は永瀬の1勝4敗。藤井の史上5人目の王将戦4連覇達成を許した。

 先手永瀬、後手藤井王将で始まった第5局。藤井王将が2手目に指した△3四歩は、プロ入り以来後手番になった公式戦258局目に初めて指した一手。“想定外”の一手に対応が求められた永瀬だが、雁木を選択した藤井の柔軟な指し回しに苦戦した。藤井の地下鉄飛車を軸にした角、銀、桂、歩の進軍を止められず、自陣の右辺が突破。永瀬も藤井陣の1、2筋に食らいついたものの最後は制圧され、無念の投了となった。

 永瀬は来月9、10日に開幕する名人戦の挑戦者に決まっており、藤井と再び相まみえる。

 藤井は今局に勝利し、タイトル保持の通算期数が28に。27期の谷川浩司十七世名人(62)を超えて単独5位に浮上。2日制のタイトル戦は負けなしの15連勝とした。

 ▼永瀬 (初日の△3四歩は)本局だと意識が抜けてしまっていたので準備不足だったかなと思います。序盤の判断がつかなかったのが反省点。難しい局面が長く続いていたが、急に悪くなってしまった感じがする。2日制の経験値が浅すぎるので、よい経験ができた。藤井王将と対局しないと発見できなかった反省点も見つけられた。よい成長の糧になったと思う。

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