井上芳雄 帝劇の大千秋楽で万感「帝劇は宝物をくれた」 北大路欣也ら豪華キャストで「民衆の歌」

[ 2025年2月28日 16:48 ]

<帝国劇場大千穐楽>出演者とゲストで「民衆の歌」を歌唱し帝国劇場の大千穐楽を迎える(撮影・大城 有生希)
Photo By スポニチ

 建て替えのために一時休館する東京都千代田区の帝国劇場の最終公演「THE BEST New HISTORY COMING」が28日、千秋楽を迎えた。59年の歴史に幕を下ろした。俳優の井上芳雄(45)が万感の思いを語った。

 今作は現・帝劇の集大成となるコンサート。現・帝劇でこれまでに上演された372作品のうち、ミュージカル53作品の全てのナンバーを披露する。帝劇で活躍してきたミュージカルスターがステージを彩った。

 2000年に帝劇でミュージカル「エリザベート」でデビューし、その後「モーツァルト!」、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」など数々の作品で帝劇の舞台に立った井上は、「恩返しのような気持ちでやったのですが、最後の最後まで帝劇にたくさんのものをもらったなと思います。帝劇は最後まで僕たちに宝物をくれたなと思います」とコメント。「帝劇はたくさんの夢を僕たちに見せてくれました」と声を震わせた。

 「新しい帝劇でお会いしたいと思います!ありがとう!僕たちは帝劇が大好きです!」と宣言。出演者で「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」を歌い上げ、一度幕が下りた。

 割れんばかりの拍手の中、再び幕が上がった。カーテンコールに石丸幹二、堂本光一、前田美波里、鹿賀丈史、北大路欣也、佐久間良子らこれまでに帝劇の舞台を彩ったスターたちが集結。全員で「民衆の歌」を大合唱し、59年の歴史にピリオドを打った。あまりの迫力に市村正親は「感動!」と声に出した。井上は「またお会いしましょう!」と観客に呼びかけた。

 帝劇は1911年、日本初の本格的な西洋式大劇場として誕生した。64年に閉館し、66年に2代目がオープン。開場披露公演は二代目中村吉右衛門さんの襲名披露公演だった。その後、「風と共に去りぬ」の世界初の舞台化、「レ・ミゼラブル」の日本初演など数々の名作ミュージカルを上演。半世紀以上にわたって演劇やミュージカルの上演で親しまれてきた。今後は複数のビルを一体的に建て替え、再開発を行う予定。30年度までの完成を目指す。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年2月28日のニュース