山下三段 昨年度勝率・850の藤本五段に勝利 竜王戦連続昇級まであと2連勝 16歳奨励会員が快挙

[ 2025年2月27日 23:48 ]

山下数毅三段
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 将棋の奨励会員・山下数毅三段(16)が27日、大阪府高槻市の関西将棋会館で第38期竜王戦5組ランキング戦に臨み、藤本渚五段(19)に133手で勝利した。振り駒の結果、先手になった山下三段が雁木(がんぎ)の熱戦を制した。

 山下三段は23年4月から半年間開催された第73回三段リーグで3位になり前期、三段からただ一人6組に出場して準優勝。プロ入りを表す2枠の四段昇段こそ逃したが、3位の次点を取った特典での出場で、三段が初の5組昇級を果たした。

 その6組決勝は、優勝なら2度目の次点が付与され、フリークラスながら四段昇段できた大一番。相手は昨年度51勝9敗で勝率・850を残した藤本で、両者は普段から練習将棋を指す間柄でもあった。山下三段が今回1年越しの雪辱を果たした形だ。

 5組はランキング戦決勝に進んだ2人と、昇級者決定戦で勝ち残った2人の計4人が4組へ昇級する。ただ、奨励会員は昇級者決定戦には出られない規定のため、5組ベスト8へ進出した山下三段は四段昇段のため、あと2連勝しての決勝進出が求められる。

 竜王戦ランキング戦での連続昇級は四段なら五段、五段なら六段、六段でも七段へ昇段する好成績だが、三段にその規定はない。規格外の強さが、制度の「矛盾」をあぶり出したとも言えそうだ。

 山下三段は次回3回戦で北浜健介八段(49)と出口若武六段(29)の勝者と対戦する。また、第76回三段リーグでは現在11勝5敗で、1日に2局指す最終回が3月8日にあり、こちらでも昇段の可能性はある。

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