紀藤正樹弁護士 増山県議の離党勧告処分に疑問「平委員とはいえ非公開の百条委のルールに反し隠し録音…」

[ 2025年2月27日 09:31 ]

 弁護士・紀藤正樹氏が27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を巡り、昨年の知事選期間中、日本維新の会所属の県議が「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏に告発者の私的情報などを漏えいした問題について言及した。

 この問題を巡り、兵庫維新の会の金子道仁代表は26日、岸口実氏を除名、増山誠氏を離党勧告とする処分を公表した。岸口氏は「立場を考えれば致し方ない」、増山氏は「受け止め反省する」と記者団に述べた。日本維新代表の吉村洋文大阪府知事は「維新公認で当選したのだから除名なら議員辞職すべきだ」としたが、2人は当面辞職せず無所属で活動する考えを示した。

 岸口氏は知事選当時、文書問題の県議会調査特別委員会(百条委)副委員長と県議団団長を務めていた。増山氏は委員だった。金子代表は、岸口氏の処分理由を「副委員長の立場で他者への誹謗が入った真偽不明の情報を渡したのは非常に重大」、増山氏は「秘密保持に抵触し法令順守意識が足りず問題」だとした。処分内容は2人の立場や監督責任、影響力を勘案したと説明した。

 岸口氏は昨年11月1日、告発した元県幹部の私的情報を含む文書を立花氏に渡す場に同席。文書には今年1月に亡くなった竹内英明元県議が斎藤氏の失職を狙った「黒幕」の一人だと名指しする内容も含まれていた。増山氏は昨年10月31日にカラオケボックスで立花氏に会い、知事選への影響を考慮し非公開とされた百条委尋問の音声データなどを漏えいした。

 昨年11月の知事選で斎藤氏を応援する「2馬力」候補として出馬した立花氏は、百条委委員らへの批判を展開。受け取った情報をインターネット上で公開し拡散された。

 兵庫維新の党紀委員会では増山氏を除名、岸口氏を離党勧告とする意見が出ていた。処分逆転について金子代表は「さまざまな意見が出たが、これが唯一の判断だ」とした。

 紀藤氏は「岸口氏が除名で増山氏が離党勧告は不可解。平委員とはいえ非公開の百条委のルールに反し隠し録音したこと行為は大問題で増山氏も除名相当ではないか」と自身の見解をつづった。

 続く投稿では「そもそも増山氏は、維新に既に離党届を出しており、離党勧告では何の痛手もない状態。維新は再発防止というなら、議会のルールに反し反党行為とも評価できる行為を行った増山議員に甘すぎる処分ではないか。これでは先例として次の悪弊を誘発するのではないか」と指摘した。

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