岸博幸氏 高校授業料無償化に理解も「私立は必ず授業料上げる」 政策決定プロセス「凄く拙速」

[ 2025年2月25日 17:42 ]

岸博幸氏
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 日本維新の会は25日、国会内で国会議員団役員会を開き、新年度予算案の修正をめぐって、高校授業料無償化などを自民・公明両党と取りまとめた合意文書案について了承した。

 これについて日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演した元経産官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏は「教育機会均等化というのはわかる」と一定の理解は示したものの、26年度から私立高に通う世帯への就学支援金上限額を45万7000円に引き上げるとしていることから「これをやった場合に私立は必ず授業料を上げてくる。競争は厳しくなる。公立のレベルは下がると思う」と、維新が思い描く教育の将来が実現できるのか疑問を投げかけた。

 岸氏は「そこらへんの議論のないまま少し乱暴だなと思う」と、今回の3党の合意文書案に首を傾げ、自身のXでも「政策決定プロセスが凄く拙速」と批判的なコメント。司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司も「最近は政局に見えだしてきた」と、岸氏の意見に追随した。

 維新内でも議論は紛糾した。役員会では合意文書案を了承したが、両院議員総会では異論が噴出。そもそも社会保険料の負担軽減は高校無償化と並んで2つの大きな柱だったにもかかわらず、自民は「念頭に置く」という表現にとどまっており、この柱については実現するか不透明な状況だ。

 総会は12時過ぎに始まり、休憩を挟んで5時間以上の議論を経て結論が出て予算案に賛成する方針を固めた。ただ、執行部判断には批判的な意見もあり、党内にしこりが残る可能性も出てきた。

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