落語協会新真打ち5名がお披露目会見 尾藤イサオ父の名跡が78年ぶりに復活

[ 2025年2月25日 21:34 ]

笑顔で写真に納まる(左から)柳家緑太、柳家花飛、柳家吉緑、林家けい木改め林家木久彦、柳亭市童改め松柳亭鶴枝
Photo By スポニチ

 落語協会が25日、都内で真打ち昇進襲名披露会見を行った。真打ちに昇進したのは柳家緑太(40)、柳家花飛(かっとび、40)、柳家吉緑(40)、林家けい木改め林家木久彦(33)、柳亭市童改め四代目松柳亭鶴枝(しょうりゅうてい・かくし、33)の5人。3月21日に上野・鈴本演芸場から真打ち昇進襲名披露興行をスタートさせる。

 木久彦の師匠林家木久扇(87)は弟子を将棋に例え「歩から金になる人です。真打ちになって羽ばたいてくれるはず」と期待を込めた。会長の柳家さん喬(76)は復活した鶴枝の名前をいじり、「名字と名前の頭を取ると松鶴になります。これから彼を松鶴さんと呼ぼうと思います」と会場を和ませた。

 松柳亭鶴枝は歌手の尾藤イサオ(81)の父が名乗っていた名前だ。1947年に51歳で亡くなってからは約78年、誰も名乗る人物がいなかった。名前にほれた師匠の柳亭市馬(63)は過去真打ちに昇進する弟子3人に勧めたが襲名には至らなかった。今回念願の襲名にあたっては、尾藤に手紙で相談。「“そういう人が出てくるとは思わなかった”」と返答を得たという。市馬は「尾藤さんをガッカリさせないようにしっかりやってください」と弟子に辛口のエールを送った。

 木久扇は「もうお弟子さんは取りません」と宣言。「私の一門から8人目の真打ち誕生でございます。本当にほっとしております。よその息子さんを預かって、お掃除に来てもらう以上、毎朝ご飯を食べさせます。いろんなおかずを考えないといけない。おかみさんが一番大変でございました。おかみさんが一番安心しております」と“最後の弟子”を真打ちまで育て上げた心境を語った。能力についても太鼓判を押し「すごく気がきいて放っておいても大丈夫な子。何をやるにしても手際がよく、早い」と語った。

 柳家花緑(53)は3人の弟子が同時に真打ちとなる。さん喬は「一人でも大変なのに、一度に3人の弟子の披露目をやるのは大変。相当財力がないとできない。早く私も花緑さんみたいになりたい」と冗談を交えながらねぎらった。

続きを表示

「尾藤イサオ」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年2月25日のニュース