草野仁 NHK時代の仰天人事 赴任地にエースアナが後追い加入のワケ「やるぞ!と決意しまして」

[ 2025年2月22日 20:25 ]

草野仁
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 フリーアナウンサー草野仁(80)が22日、TBSラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜後1・00)にゲスト出演し、知られざる自身の“師匠”について語った。

 1967年にNHKに入局し、各支局での勤務歴を経て東京に戻り、85年に退職。フリー転身後は情報番組からクイズ番組まで幅広く活躍している。

 パーソナリティーのTBS井上貴博アナは「お師匠と言いますか、そういう存在は…」と疑問をぶつけた。

 草野は「NHK時代は羽佐間さんという、名前だけはお聞きになったことはあると思いますが」と、元NHKアナウンサーの羽佐間正雄さんの名を挙げた。羽佐間さんは当時、五輪にサッカー、ゴルフ、高校野球と、NHKのスポーツでは不動のエースアナ。草野も「スポーツアナウンサーの大先輩で、夏・冬12回のオリンピック中継をやりまして。それがベースになって、全米スポーツキャスター協会特別賞というのを日本人のスポーツキャスターでたった一人だけ受賞した、私の先生に当たる人なんです」と、その功績を解説した。

 草野が福岡に勤務していた時、想像しなかったことが起きたという。「たまたま、私が最初、鹿児島から始まり、福岡に行きました時に、羽佐間さんが管理職に上がって、福岡に来られまして」。まだ駆け出しの草野に、羽佐間さんは耳打ちしたという。「“草野君、ちょっと”と言われて。“僕は東京で実況中継を専門職としてやっていれば良かったんだけども、なぜ福岡に僕が来たか、分かるかい?実は君を育てるためなんだよ”って。まあ、何という凄い言葉を言われまして」。若手だった草野の育成を目的に、上司が転勤してくるという、大胆な人事が発動されたという。

 その理由を問われると、「たぶんですね。全体として、同じ同期の中ではこいつは頑張っているよというのを皆さんがおっしゃってくれていたのかもしれません」と推測した。

 「その時、私が感じたのは、凄い言葉をいただいて大変うれしいけれど、もし自分がボヤボヤしてしまって、伸びが止まってしまったら、大師匠の羽佐間さんにご迷惑をかけることになる。よし、やるぞ!と決意しまして」

 その使命通り、羽佐間さんは草野に数々のケーススタディーを用意してくれたという。「この方、素晴らしいと思ったのは、いろんな放送をしますと、“今日あそこで君は表現したけど、こういう形で別の形で言ってみたら、どうだったかな?案外おもしろい形になったかもしれないなみたいな”って。“あそこはこうじゃなきゃダメだよ”という形じゃないんです。“そこでこういったらどうだったかな?”。そういうことを常に私に指示して下さいまして」。考えながら才能を伸ばしてくれた先輩に大感謝だといい、「本当に素晴らしい先輩との出会い。たぶん、いろんな職業になって、企業の中でそういうすてきな方と出会えるかというのも、人間の運であると思う。素晴らしい先輩との出会いを経験しています」と、しみじみ語っていた。

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