少子化対策財源のために高額療養費引き上げ…玉川徹氏が指摘「比べるところが違う。例えば防衛費を」

[ 2025年2月19日 18:44 ]

テレビ朝日社屋
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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が19日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。医療費の支払いを抑える「高額療養費制度」の利用者負担を引き上げる政府方針についてコメントした。

 厚生労働省は自己負担の上限月額を今年8月から段階的に引き上げる方針を示したが、がん患者団体らから強い反対が続出。政府は長期治療を受けた人の負担を据え置くよう方針の一部を修正した。19日には立憲民主党が政府方針を凍結するため、健康保険法などの改正案を衆院に提出した。

 玉川氏は医療費が年々増大していることに触れ、今後も「加速度を付けて増えていく可能性がある」と指摘。背景に医療技術の進歩や高額な新薬があるとし「それをいったい誰が負担するのかという側面はある」と述べた。一方で「医療は社会保険なんです。みんなが少しずつお金を出し合って困っている人に出しましょうというのが保険。高額療養費を利用するのは一番困っている人なのに、その人を助けないでどうするんですかっていう話なんです。お金がかかるところほど手厚く見なきゃいけないのに、なぜここかという話」と持論を述べた。

 高額療養費制度見直しの背景には少子化対策の財源確保がある。玉川氏は「その優先順位は本当に正しいのかと思う。日本の少子化対策は世界に比べても周回遅れで、お金をかけても少子化は改善されないのはほぼもう答えが出てる話。子供を育てやすくする、福祉の意味でお金をかけるのならありだと思うが」とし、「(少子化対策と)引き換えに現実に苦しむ人が出てくるところのお金を切ってしまうのは、バランスが取れていない」と私見。

 そして時代劇でよくある“お金がなくて医療が受けられない庶民”が高額療養費制度見直しで“受診控え”を考える患者たちにつながると話し、「そういう状況になりつつあるんじゃないですか?お金がなかったらいい治療を受けられないという話になって、むしろ政府がそれを狙ってるということでしょう?」と指摘。少子化対策の財源のために高額療養費制度を見直すのは「比べるところが違う」とし、「例えば防衛費に使うお金をこっちに持っていった方がいいんじゃないのと個人的には思う」と述べた。

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