松井一郎氏 代表時に推した兵庫・斎藤知事に失望感「本当、残念」「知事になって勘違いしたのかな?」

[ 2024年9月10日 16:19 ]

松井一郎氏
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 日本維新の会の元代表で、元大阪府知事、元大阪市長の松井一郎氏(60)が10日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、パワハラやおねだりなど数々の疑惑が取り沙汰されている兵庫県の斎藤元彦知事(46)が置かれた現状について、率直な思いを語った。

 松井氏が大阪府知事時代、斎藤氏は財政課長でかつての部下だった。また維新は21年の県知事選で自民とともに斎藤氏を推薦。松井氏はその時の代表でもあり、選挙演説に立つなど関わりがあった。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次からは「その人がこういう状況になっている」と指摘されると、松井氏は「本当、残念ですよね。僕が知事時代に、財政課長として一緒に仕事していた。その時の斎藤さんは、何度も言うようですけど、スキルも高かったし、パワハラをするようなところもみじんも見えなかったし」とコメント。「今、兵庫県の知事になって、少し勘違いしてしまったのかな?」とも推測し、「職員から告発を受けるような状況を作り出した責任というのはあるわけだから、そこは未熟だったのかなということで残念ですね」と述べた。

 斎藤氏の県知事就任後、個人的に連絡を取ることはしていないという。「兵庫県のトップなんだから、彼が知事当選以降は遠くから見守ってまして」と明かした。

 今回の問題を受け、立憲民主党の県議らによるひょうご県民連合は早々に、知事に対し辞職要求する方針を決定。知事選で斎藤氏を支持した自民党も、12日に辞職を求める見通し。これに対し、維新は対応が遅れたものの、9日に辞職を求める文書を提出した。

 維新の対応について、松井氏は「遅れたというより、判断として事実確認を待ったと」と見解を口に。「でも百条委員会でも副知事、関係者が喚問を受ける中で、県政がこのままではまったく動かない。知事が出直して信を問うところに、判断が変化していったのかなと思います」と、維新側の態度の変化を推測していた。

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