ロバート・キャンベル氏 勘で書いたら答案無効…波紋呼んだ早大試験に言及「カンニングはダメだけど…」

[ 2024年9月10日 22:43 ]

ロバート・キャンベル氏
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 日本文学研究者で早大特命教授のロバート・キャンベル氏(67)が10日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演。早稲田大学で行われたマークシート方式の期末試験について言及した。

 番組内では、早稲田大学政経学部の教授がマークシート方式の期末試験で回答できないときに勘で記入することを不正とみなしたことが問題視されている話題を取り上げた。

 試験当日に「不自然な回答の仕方をしている」と教員が判断した答案は無効にするとされた。その結果、不正行為とみなされて103人の生徒が単位を落とす事態に。SNSでは批判が相次いだ。

 そのため大学側は今回の対応について問題があったと認識。教授には厳重注意を行い、客観的な基準に基づく成績の再評価を指示したことを明かした。

 これを受け、キャンベル氏は「僕は東大で試験を作ることも監督することも数えられないくらいあるんだけど、やっちゃいけない不正っていうのはルールがある。それはカンニングで、カンニングはダメなんです。でも不自然な回答をしていたというルールはどこにものってない」とし「何を見てそう思ったのか、手の動きとか、凄く早く答えたとか、それをみんなにフェアに公平に応用できるようなシステムはないはずなんですよ」と勘で回答した問題を公平には判断できないと訴えた。

 そして「100人の学生に同じようなことをしても絶対に結果が違うんですよ。それはいけないこと。大学は間違ってます」と語った。
 

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