富士山山開きから24時間で3人死亡…県警が切実訴え「山頂より命を」 出動の衝撃動画再生800万回超

[ 2024年7月13日 21:34 ]

静岡県警察地域部地域課公式X(@SP_chiiki)から

 静岡県警の地域部地域課公式Xが13日までに更新され、富士山(3776メートル)登山について警告を出した。

 「緊急配信」と題した投稿では7月10日、午前9時30分からの静岡県側富士山開山で「24時間以内に3人の登山者が命を落とされました」と発表。

 「他にも救助要請が多数。登山前に必ず天気予報を確認。暴風雨予報なら登山自体の中止を。生命に関わる事です。山頂より命の選択を」と呼びかけ、暴風雨の中で救助に出動した隊員の動画をアップ。強い風と雨にさらされ、訓練を受けている隊員ですら身動きがとれないないほど過酷な山の様子を伝えた。

 フォロワーからは「富士山ってこんなに 動けない程になるの」「悪天候にも関わらず、救助活動に出動して下さりありがとうございます」「切実な叫び」「入山料20万くらいとっていいと思う そして救助隊には一人ボーナス100万ずつくらいあげてほしい…」などとコメントが寄せられた。

 山梨側の登山道「吉田ルート」は1日に山開き。県は混雑や「弾丸登山」防止のため5合目に設置した入山規制ゲートの運用を始めている。時間帯による入山規制のほか、登山者の1日当たりの上限を4000人とした。通行料2000円の支払いも義務化。受付で配布される識別用のリストバンドを着けて登る。富士登山をめぐっては、半袖シャツ、半ズボンの軽装や、キャリーケース姿で富士登山に臨もうとする外国人観光客が現れるなど、国内外を含めて無謀な登山客が後を絶たないことが問題となっている。

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