久我美子さん死去 伝説のガラス越しのキス 映画黄金期支えた華族出身の気品

[ 2024年6月14日 15:55 ]

久我美子さん
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 女優の久我美子(くが・よしこ、本名・小野田美子=おのだ・はるこ)さんが9日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去した。93歳。東京都出身。所属事務所が発表した。

 久我さんは1931年1月21日生まれ、東京都出身。元侯爵で貴族院議員の父親と映画や芝居好きの母親の元に生まれ、幼い頃から映画に親しんだ。1946年、女子学習院(女学校課程)在学中、第一期東宝ニューフェイスに合格。翌年には女子学習院を中退し、「四つの恋の物語」で映画デビューを果たす。48年には黒澤明監督「酔いどれ天使」で結核を患うセーラー服の少女を熱演し、話題を集めた。

 50年には今井正監督の「また逢う日まで」で、戦争によって恋人と引き裂かれた女性を好演。岡田英次さんとのガラス越しのキスシーンは伝説となった。

 その後も、黒澤明監督「白痴」(51年)、木下惠介監督「女の園」(54年)など、数々の名監督の作品に出演。華族出身ならではの気品あふれる演技と清楚な美しさで、映画黄金期を支えた。

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