藤本五段 最年少棋士が新人王戦で8強進出 今年度もあと1勝で勝率8割 王将戦2次予選進出の勢いを証明

[ 2024年6月14日 22:40 ]

藤本渚五段
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 将棋の最年少棋士・藤本渚五段(18)が大阪・関西将棋会館で第55期新人王戦の3回戦に臨み、井田明宏四段(27)に107手で勝利した。振り駒の結果、先手が藤本になり戦型は両者得意の相雁木(がんぎ)に進んだ。4筋と6筋に銀が上がるツノ銀雁木に組み、中住まいに立った藤本に対して、井田王は入城した。

 駒組みが飽和状態になった50手目、井田が8筋の飛先を突いて開戦すると55手目、今度は藤本が5筋、そして4筋と歩を突いて戦線拡大する。左右の桂が5段目に跳ねて攻勢を強めると、角交換から手駒を増やして緩みなく寄せ切った。井田が角交換に踏み込んだ76手目以降終局まで、藤本が攻めのターンを譲り渡すことなく攻め勝った。

 藤本はベスト8進出。前期は決勝3番勝負で同じ井上慶太九段門下の兄弟子・上野裕寿四段(21)に敗れたが、雪辱の舞台まであと2勝とした。

 藤本は昨年度成績が51勝9敗の勝率・850。・852で勝率1位賞の藤井聡太王将(21)=8冠=にわずかに届かなかったが、新人賞と最多勝利賞をダブル受賞した。今年度も11勝3敗、・786とし、8割の大台まであと1勝とした。

 挑戦者争いが進行中のALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)では、1次予選を4連勝して2次予選進出。その勢いを、新人王戦でも証明している。

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