【紅白】福山雅治　白組4年連続トリで「HELLO」「想望」メドレー「平和の尊さ表現できれば」

シンガーソングライターで俳優の福山雅治
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　大みそか「第74回NHK紅白歌合戦（後7・20）が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、福山雅治（54）が白組のトリでメドレーを披露した。

　「当たり前のように明日というものはやってくるが、日々繰り返される日常は丁寧に守っていかないと、いとも簡単に壊れてしまうものなんだなと感じた2023年でした。一年の終わりに、日常の延長線上にある平和の尊さをこのライブで表現できれば」との願いを語った福山が、今年も美声で白組の戦いを締めた。代表曲「HELLO」に続き、公開中の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の主題歌「想望」を熱唱した。紅組のMISIAとのトリ競演は、これで4年連続。年の瀬を締めくくるにふさわしい名勝負を繰り広げた。

　今回の番組テーマは「ボーダレス－超えてつながる大みそか－」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサー。

　ゲスト審査員は、元車いすテニスの国枝慎吾さん、陸上女子やり投げの北口榛花、俳優・堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子、歌人・俵万智さん、お笑いタレントのバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの“今年の顔”8人。