速水もこみち　“天空オリーブオイル”秘話「それやりすぎだよという話をよくしてたんです」

速水もこみち
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　俳優の速水もこみち（38）が、29日放送のTOKYO　FM「SUBARU　Wonderful　Journey～土曜日のエウレカ～」（土曜後5・00）にゲスト出演し、オリーブオイルにまつわるエピソードを語った。

　小学校低学年で料理に目覚めたという速水。パーソナリティーの「麒麟」川島明から「代名詞にされているオリーブオイル、さすがに小学校の時は使ってないでしょう？」と問われると、「使ってました、使ってました」と答えた。洋食にはオリーブオイル、和食にはサラダ油やごま油と、当時から分けて使っていたそうで、「僕が披露するようになって、逆に皆さんが驚いたというのが、僕はビックリだったんですよ」と明かした。

　速水が料理番組でオリーブオイルを多用する姿は、大きな話題に。「自分で言うのも変ですけど、そこから結構（店舗に）並ぶようになったと思いますよ」と素直な思いを明かした。川島も「全オリーブオイルを売ってる会社が頭を下げたいと思う」と、速水の功績をたたえた。

　速水は日本テレビ系「ZIP！」の番組内で、速水が料理を披露する「MOCO’Sキッチン」を2011年から約8年、担当した。注目を浴びたのが、オリーブオイルの豪快な使いっぷり。スペインまで実際にオリーブオイルを作りに行く放送回もあった。完成した料理に、さらに“追いオリーブオイル”をかけたり、高い位置からかける“天空オリーブオイル”など、パフォーマンスとしても知られるようになった。

　速水は「基本的な日本のキッチン台の天板の高さが、だいたい80（センチ）とか90の高さなんです。僕186センチなんですよ。日本のサイズが結構、小さいというか。で、テンション上がるちょっと（かける位置が）高めになるので、あまり下を向いちゃうと僕が見えなくなっちゃう、顔が」と、そのからくりを説明した。

　さらに、回が進むにしたがって、撮影スタッフも気分が上がっていったという。「途中からカメラマンもノリノリになって、あおるんですよ。“それ、やりすぎだよ”という話をよくしてたんです。それがより高く見えるじゃないですか」。下からあおるようなアングルで撮影し、より高さを際立たせる演出をしていたという。

　川島は当時の放送を振り返り、「歌番組でしか見ない角度であおってましたもんね」と笑っていた。