黒谷友香　痴漢対策アドバイザー就任　「カバンでガードするしかできなかった」防犯アプリ活用をPR

防犯アプリを紹介した黒谷友香（撮影・佐藤　萌花）
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　女優の黒谷友香（47）が12日、原宿警察署の痴漢対策アドバイザー就任し、東京・原宿駅前で行われた痴漢事犯対策キャンペーンに参加した。

　警視庁公式の防犯アプリ「Digi　Police（デジポリス）」を実際に操作して紹介。電車内などで助けが必要な時に、画面表示や「やめてください」の音声で周り知らせられ、痴漢被害に遭っている人にスマホの画面を見せることで助けが必要か確認できるという。

　黒谷は駅の利用者にチラシを配り注意を呼びかけた。「痴漢は人の心を傷つけます。周りの人の助けも必要なので、遭遇した場合には勇気を持ってアプリを活用する、声掛けをすることをお願いしたいです」と訴えた。

　自身の痴漢被害については「カバンでガードするとかそういったことしかできなかったです」と振り返った。「今はアプリがありますから、もし何かあったときに自分で怖くて話せない場合でも押すことで音が出て、周りの人に知ってもらうことができる。技術の進歩した今だからこその恩恵です」とアプリを使った対策をアピールした。