車いすギャル「ただエレベーター乗りたいって言っただけで…」なぜか殺到した批判コメントに落胆

さしみちゃんインスタグラム（sashimi_channn）から

　NHKで放送されたバリアフリー・バラエティー「バリバラ」などに出演した“車いすギャル”として知られるインフルエンサー・さしみちゃんが28日、自身のツイッターを更新。26日に日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演したことについて、さまざまな声が上がったことについて自身の思いを記した。

　先天性の骨の病気によって車椅子生活を送るさしみちゃん。26日に放送された「ミヤネ屋」で、「エレベーターに乗れない」と、車いす利用者としての立場から切実に訴えた。だが放送後、一部から「お前みたいな弱者に税金おさめてんじゃねーんだよ」という心無い声が届いたといい「放送2分でアンチ湧いてて終わってるなと思った」と苦言を呈していた。

　また、自身を取り上げたニュースに寄せられた批判的なコメントについて「どのコメントみても結構な人が　車椅子の人も乗る意思表示をしろって来るんだけど　車椅子がエレベーターの前にいて乗らないわけなくない？エレベーター見るのが趣味だと思ってる？」と涙の絵文字を添えて訴え。「障害者の方は健常者に多大なる迷惑をかけているという気持ちを持つべき」などと、さしみちゃん側の対応を指摘するコメントを紹介し「“態度　自分から頼め　見た目の問題　健常者に迷惑をかけている”　ただ車椅子の人がエレベーターに乗りたいって言っただけで必ずこういうことを言われる日本。移動したいだけです」と、胸中を打ち明けた。