NHK会長　坂本龍一さんへお悔み「八重の桜のメインテーマをやっていただいた。私自身大好きだった」

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　NHKの稲葉延雄会長（72）が19日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、坂本龍一さんについてのお悔みを述べた。

　「私自身、坂本さんがピアノを演奏している姿を見て聞いて大好きだった。亡くなったことを寂しく感じていた。大河でも八重の桜のメインテーマをやっていただいたり、日本のミュージックシーンで重要な役割を果たしたミュージシャン。心からお悔やみを申したい」と語った。

　がんとの闘病を長く続けた坂本さんが昨年12月に世界配信したピアノ・ソロコンサートは、YMO黄金期の1980年代に何度も演奏や公開収録を行った思い出のNHK放送センターの509スタジオで演奏。昨年9月に事前収録したもので、体力面を考慮して1日に数曲ずつ分けて演奏し、数日かけて完成させたものだった。さまざまなゆかりがNHKにはあった。