柔道世界王者・穴井氏を歌いながら投げ飛ばした「ゴリラ級」の男とは？

現役時代の穴井隆将氏
Photo By スポニチ

　世界柔道100キロ級金メダリストの穴井隆将氏（38）が15日放送のフジテレビ系「ジャンクスポーツ」に出演。「昭和スポーツ理不尽遺産」をテーマに過去の思い出を語った。

　穴井氏の理不尽は「尊敬している」という元柔道日本代表監督の篠原信一氏。天理大時代は監督と選手の関係で、稽古をつけてもらうことも多かったが篠原氏には「お前何か～弱い～っ」と歌いながら投げ飛ばされたという。

　「ゴリラ級」の実力者であるため耐え抜き、現役引退していた篠原氏の下降線と自身の上昇線が交わるのを待った。

　それを察した篠原氏は突然「こことここ持ったところから始める」と理不尽なルール変更。相変わらず投げ飛ばされたが、穴井氏は「おかげでどんな（不利な）態勢でも戦えるようになった」と感謝した。