TKO木本の立て替え返済 読テレ解説委員長が指摘「共犯でもないのに返す?とならざるを得ない」

[ 2022年8月6日 13:41 ]

読売テレビ・高岡達之氏

 読売テレビの高岡達之解説委員長(58)が、6日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演し、巨額の投資トラブルが明らかになったお笑いコンビ「TKO」木本武宏(51)の行動について注意点を指摘した。

 木本は仲の良いタレントらに投資家2人を紹介し、2人の投資家に総額6億円を超える出資をしていたとみられる。番組では芸能リポーターの長谷川まさ子氏が、木本自身が金を立て替えて出資者に返金している動きがあると説明した。

 これに高岡氏は「説明をその通りだとして」と仮定し、「木本さんは関係ないわけですよね?実際に運用した人と。どうしてその人が、もちろん男気?道義的?お気持ちがあったにしても、返すとなると、責任もないのに渡したら贈与税(の課税対象)になりますよ」と指摘。「一般論ですけど。返してもらった方は、別に悪くもない人から、男気だからってお金をもらったら、贈与税の納税義務が発生しますけどね。一般論では、ありますよ」とし、返金を受けた人が贈与税の納税対象になる可能性を挙げた。

 今回のトラブルで、木本も2人も投資家も代理人を立てている。高岡氏は「弁護士さんと相談しているはずだから、僕は一般論として申し上げている」と前置きしつつ、「たとえば、自分が(投資家の)名前を出したことで損害を与えたんだと、損害賠償として払っているとしたら、共犯(とみられる)の疑いがありますよ」と、もう一つの問題点にも言及。「(捜査)当局の側が、“お金を共犯でも犯罪者でもないのに返すんですか?”ということにならざるを得ない」との見解を示した。

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵も「警察からすると、グルだったんじゃないかと疑いますよね」と、危険性を指摘していた。

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2022年8月6日のニュース