NMB48 不格好いいミュージカル!吉本新喜劇とコラボ 14日開幕、1カ月以上前から合同稽古

[ 2022年5月14日 05:00 ]

吉本新喜劇メンバーとミュージカルに挑戦するNMB48(左から)小嶋花梨、上西怜、渋谷凪咲、川上千尋(撮影・西尾 大助)
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 NMB48と吉本新喜劇のコラボミュージカル「ぐれいてすと な 笑まん」が14日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開幕する。芝居を経験したメンバーが少ないNMB48と、稽古は本番前日4~5時間の短さで知られる新喜劇が、公演1カ月以上前から初めて合同稽古に取り組んだ。通常の新喜劇公演の30倍以上の時間をかけた舞台。NMB48のキャプテン・小嶋花梨(22)、渋谷凪咲(25)、川上千尋(23)、上西怜(20)がスポニチ本紙の取材に応じ「不格好な中の格好良さを見てほしい」(渋谷)と意気込みを語った。

 舞台は地球とよく似た星の大阪によく似た国「なんば」。笑うとうつるといわれる感染症「アホナウイルス」がまん延する中、笑いを禁じられた新喜劇とNMB48の2組の姿を描いていく。

 ブロードウェーミュージカルの演出を手がける玉野和紀氏が参加し、歌も演技指導もスパルタ。上西は「グループで歌う時とおなかの使い方が違って、基本的な発声からくじけました。ドタバタな日々です」と振り返る。ハードなダンスレッスンもあり、100キロ超えの巨漢で知られる新喜劇タレント諸見里大介(39)も挑戦。渋谷は「3キロ痩せたって言ってました。本番ではスマートな新喜劇の皆さんが見られるかも」と笑った。

 厳しい練習の最中でも、笑いが絶えなかった。小嶋は「新喜劇の皆さんは失敗しても“何失敗してるねん!”って笑いに変えていく。そういう空気づくりも、キャプテンとして学びが多いです」と語った。川上も「新喜劇とアイドルが組み合わさることで、お互い新しい姿を見せられると思う。“ぐれいてすと”なエンタメをお届けします!」と力を込める。26日からは東京・明治座で上演され、2都市計17公演を実施。ステージでどんな化学変化が起こるか注目だ。(小田切 葉月)

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2022年5月14日のニュース