中川翔子 誹謗中傷男の書類送検でコメント「命の危険を考える程の恐怖」「今後の抑止に」

[ 2021年10月7日 19:29 ]

中川翔子
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 タレントの中川翔子(36)が7日、所属事務所を通じ、警視庁中野署がこの日、中川に対して「自殺しろ」などとインターネット掲示板に書き込んだ東京都内の20代男性を書類送検したことを受けコメントを発表した。

 「中川翔子への誹謗中傷について」として、中川は「今回の件では、沢山の方にご心配おかけしました」とし、「容疑者が特定されたことに、私自身ひとまず安心しています。書き込みは、『自殺しろ』『硫酸をかけてやる』など、他にもたくさんの誹謗中傷、中には殺害予告と受け取れるようなことまで書かれ、ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました」と告白。

 また、警察に相談に行ったのは「ネットの誹謗中傷が問題になることが多いですが、これは決して許される行為では無いと思っています」と説明した。さらに、中川と同じように誹謗中傷で苦しんでいる人たちも多くいるという現状から「『誹謗中傷自体を無くしたい』その一心で私は、警察に相談という手段を選びました。今後の抑止になればと心から願っています」とつづった。

 書類送検容疑は6月、ネット掲示板に中川について「自殺しろ」「殺害する」などの書き込みや、中傷するような文言を投稿した疑い。ネット上の中傷対策を巡っては、国が対策の強化を急いでおり、刑法の「侮辱罪」を厳罰化し、懲役刑を導入する方針を固めている。

 【中川翔子 コメント全文】

今回の件では、沢山の方にご心配おかけしました。

SNSなどでコメントをくれた方々、ご連絡いただいた方々、そしていつも応援いただいているファンの皆様に感謝を申し上げます。

容疑者が特定されたことに、私自身ひとまず安心しています。

書き込みは、「自殺しろ」「硫酸をかけてやる」など、他にもたくさんの誹謗中傷、中には殺害予告と受け取れるようなことまで書かれ、ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました。

近年では、ネットの誹謗中傷が問題になることが多いですが、これは決して許される行為では無いと思っています。ネットで攻撃されても、「芸能人だから」「有名人だから」という理由で我慢し、泣き寝入りするのも違うと、私は考えています。

だからこそ今回の件は見過ごすことができず、警察の方にご相談させていただき、容疑者特定に踏み切らせていただきました。

私と同じ様に誹謗中傷に悩んでいる方が他にも居て、容疑者が逮捕されないジレンマや恐怖、悔しさなど、様々な感情があると思います。「誹謗中傷自体を無くしたい」その一心で私は、警察に相談という手段を選びました。今後の抑止になればと心から願っています。

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2021年10月7日のニュース