小倉智昭氏 IOCバッハ会長の“銀ブラ”批判 橋下徹氏も「どう考えても不要不急」

[ 2021年8月14日 22:58 ]

小倉智昭キャスター
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 フリーアナウンサーの小倉智昭氏(74)が14日放送のABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に生出演し、東京五輪を取材した上で感じたことを語った。

 小倉氏は9度目の五輪取材だったというが、会場でメディアもコロナ対応のため「距離を開けるなければいけない。選手と接触してはいけないということで徹底していましたね」と語り、会場に入れる人数も制御していたため、入れずに家に帰ってからテレビで見た競技もあったという。

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が「そんなのがあったのに、バッハさんが入ったら、あんなに選手に近くにいてるしね」と東京五輪が閉幕してから一夜明けた9日夕、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が東京・銀座を散策したことに触れると小倉氏も「何、終わったら銀座なんか歩いているんだ、バカヤローって。取材している時に、バッハさんが会場に来ると、まわりにSPのような警備担当者が周りにたくさんいるんですよ。それだけ周り気を使っているのに、終わったからと言って何の意味があって銀座行くんだって」と憤った。

 橋下氏も「一応14日間の待機後なので、日本国内自由に動けるっていう前提なんですけど、銀ブラはどう考えても不要不急ですよ。政府がそこをはっきり言わずに、個人の判断で問題ないなんか言ってしまうと、国民に対して何のメッセージ届かないと思いますよ」と一刀両断。

 「実際に取材されていて、今回の五輪は選手達の五輪としては継続していってほしいと思うんですけど、IOCのやり方は、感情的に納得できないところがものすごくあるんです」と続けると、小倉氏も「自分たちは試合の合間に、1時間あると炎天下にいなくちゃいけないのにオリンピック・ファミリーだけは冷たいものを飲むような部屋がある会場もあったりして…」と指摘。橋下氏も「本当に貴族なんですね もともとアマチュアスポーツの運営側ですから、彼らもボランティアの一員のはず。それなのにものすごく階級的なものを感じました」と続けた。

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