「おかえりモネ」何食べコンビ内野聖陽&西島秀俊 ついに朝ドラ初共演!ファン歓喜「シロさんとケンジが」

[ 2021年8月14日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第14週で同一シーン初共演を果たす内野聖陽(左)と西島秀俊(C)NHK
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 俳優の内野聖陽(52)と西島秀俊(50)がNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)第14週(8月16~20日)で今作初の同一シーン共演を果たすことが14日、次週予告で明らかになった。2人は2019年4月期に話題を呼んだテレビ東京の深夜ドラマ「きのう何食べた?」で初共演。昨年9月に2人の朝ドラ出演が発表されて以来、“盟友”の絡みが待ち望まれていた。内野演じるヒロインの父・耕治は宮城・気仙沼、西島演じるヒロインの上司・朝岡は東京にいるが、耕治が上京して出会うことが判明。「何食べ」ファンからも歓喜の声が相次いだ。

 次週予告には「父です。永浦百音の」(耕治)「答えが出ない問題にはまっています」(朝岡)の台詞と2ショットが映し出された。SNS上には「ら、ら、来週!ついに2人のシーンが!」「わー、シロさんとケンジが会話をw」「次週、既視感あるこの2人の距離!」「ついに邂逅するじゃーん。何曜日だろ?楽しみ」「予告見て、こんなにテンション上がる朝が来るなんて」などの書き込みが続出した。

 「何食べ」の西島の役名「シロさん」がツイッターの国内トレンド9位(午前8時33分)に入る反響を呼んだ。

 女優の清原果耶(19)がヒロインを務める朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 内野の出演は昨年9月11日、西島の出演は昨年9月14日に発表。脚本が「何食べ」の安達氏だったこともあり、2人の朝ドラ“競演”がいつになるのかが注目の的だった。

 「きのう何食べた?」は西島と内野がダブル主演。青年漫画誌「モーニング」(講談社)に連載中のよしながふみ氏の同名コミックを原作に、料理上手で几帳面な倹約家の弁護士・筧史朗(通称シロさん、西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・賢二(通称ケンジ、内野)のホロ苦くも温かい同居生活を、日常の食卓を通じて描き、大反響。映画化もされ、11月3日に公開される。

 「おかえりモネ」においては、内野は百音の父・耕治役、西島は百音を気象の道に導いた予報士・朝岡覚役。第16話(6月7日)、登米から帰省した百音もいる永浦家の食卓。昼の気象情報を伝えるテレビの朝岡と、朝岡に目をやる耕治の“画面上の2ショット”はあったが、実際の共演は第14週が初となる。

 第14週は「離れられないもの」。ある日、朝岡(西島)がスポーツ気象に専念するため、とうとう気象キャスターを降りることに。朝岡の後任となった莉子(今田美桜)は大喜び。そして、莉子が担当していた中継キャスターには、何と百音の名前が挙がる。その数日後、東京で用事があったという耕治(内野)が突然、百音の仕事場をふらりと訪ね、そこで初めて朝岡と出会い…という展開。

 内野は「朝岡が耕治に、初対面にもかかわらず、人生の深い悩みを打ち明けるとても大事なシーンです。どんな風に存在すればいいか、ずっと考えていました。でも長いこと西島さんとは共演させてもらっているので、その信頼感と安心感がとてもよく働いたと思ってます」と振り返り「耕治らしい言葉で、朝岡さんの背中をそっと支えるような、そんなシーンになっていいたらいいなぁと思っています」と期待。

 西島も「朝岡自身が最も傷ついて、どうにもならない感情を吐き出すシーンに耕治さんがいてくれました。朝岡としても、僕個人としても本当に頼りになりました。そういうシーンを書いてくださった安達先生に非常に感謝しています」。貴重なシーンになったと明かした。

 ヒロインの百音をはじめ、登場人物の心の機微を丁寧に描いている今作。今度は朝岡の心の傷が明らかになり、中盤の大きなヤマ場になりそうだ。

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2021年8月14日のニュース