小倉智昭氏 3・26で「とくダネ!」終了を生報告 「残りがありますから!騒ぎます!まだまだ」

[ 2021年1月13日 09:44 ]

小倉智昭
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 キャスターの小倉智昭氏(73)が13日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。12日に同局から発表された同番組が3月26日をもって終了することについて言及した。

 この日の番組終盤、小倉氏は「きょうのスポーツ紙で大変大きく取り上げていただいたんですが、『とくダネ』があしかけ22年、3月いっぱいで終了することになりました」と報告。「本当にありがとうございました」と感謝した。

 続けて「次の世代の人にここのキャスターのポジションっを譲って、新たなる番組にスタートしてもらうといいのかな」とコメント。「病気してからネット情報とか見るようになっちゃったんですよ。そうすると、やっぱりね『老害じゃないか』とか『ボケてんじゃないか』とかきついもんなんですよ。で、お年寄りの政治家を見ると『あ、やっぱり年を取るとダメかな』なんて少しずつ思うようになりました。そんなこともあって、“私はそろそろいいのかな”って」と打ち明けた。

 それでも最後は「ただ、(3月26日まで)残りがありますから!騒ぎます!まだまだ」と笑った。

 同番組は従来主流だったVTR主体のワイドショー方式ではなく、スタジオでボードを使ってニュースを解説する方式を導入。政治・スポーツなど扱うジャンルも幅広く、現在各局で制作されている情報番組の礎となった。16年7月には放送回数が4452回に達し「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」での放送回数最多記録を更新した。

 小倉氏は、膀胱(ぼうこう)がんで膀胱全摘手術のため、18年11月27日から休養。闘病中も電話出演するなどして、18年1月7日にスタジオ復帰を果たしていた。

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