三山ひろし 紅白でギネス記録諦めない ソーシャルディスタンスけん玉案浮上 連続成功125人に挑戦

[ 2020年11月19日 05:30 ]

連続125人成功へ、昨年のリベンジを目指す三山ひろし
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 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)に6年連続の出場を決めた演歌歌手の三山ひろし(40)が「ソーシャルディスタンスけん玉」でギネス記録に挑戦するプランが検討されていることが18日、分かった。

 芸能界で単独最上段位となるけん玉四段を取得した17年の紅白から行っている“けん玉チャレンジ”。けんの大きい方の皿に玉を乗せる基礎的な技「大皿」を何人でリレーできるかに挑むもの。17年は14人目で失敗したが18年に見事に124人で成功しギネス記録を打ち立てた。昨年はさらなる記録更新を狙って125人連続成功に挑戦したが、86人目で失敗していた。

 視聴者からは「なぜか引き込まれる」などと好評で紅白の名物になりつつある企画だ。だが、ここに新型コロナウイルスの感染拡大が影を落としていた。舞台上に100人以上が集結した昨年までのやり方は「密」そのもの。「感染者を絶対出してはいけないというのが今年の最重要課題」と局関係者が緊張感を見せる中で感染防止と記録挑戦を同時に満たす案が考えられた。

 会場の史上初となる無観客開催となったことで本番中も広く使えるようになったNHKホールの客席を活用。124人の挑戦者をソーシャルディスタンスを取った上でロビーや客席に配置。スタートはロビーの階段で、次々と「大皿」を成功させることで“挑戦権”が“ドミノ倒し”のように廊下を通ってステージに近づいていく。三山は歌いながら“伴走”し、最後は自身が125人目の挑戦者として舞台上で記録の更新を狙うといったプランだ。

 局関係者は「実現すれば、例年より動きがあり、スリリングな映像になるだろう」と話している。三山は感染予防と快挙の双方を目指していく。

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