カズレーザー 不要不急の外出者報道に疑問視「若者だけ伝えても意味がない」巣鴨では…

[ 2020年4月7日 11:55 ]

カズレーザー
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 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(35)が31日、フジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)で、新型コロナウイルス感染防止策として外出自粛をめぐる報道に疑問を投げた。

 番組では、政府の緊急事態宣言によって「徹底的な外出自粛」は可能かどうかを議論。「友達と遊ぶ予定があったりしたら出掛ける感じ。(感染症に)かかったら、かかった時かな」(20代、女性フリーター)や、「こういう時期に遊び歩いている神経が分からない」(20代、女性会社員)など、街頭インタビューでの意見を紹介した。

 20代の男性会社員のVTRを見た司会の小倉智昭キャスター(72)が「“それで(外出して感染して)死んだっていい”なんて言ったのには驚いたね」とあきれる一方で、カズレーザーは別の視点でコメント。

 「先週の金曜くらいかな、4日くらいに巣鴨で、とげぬき地蔵のところで市が行われたとき、めちゃくちゃたくさん、お年寄りが行っちゃってましたし。どの世代でも集まっちゃうような人はいるので。若者だけ抽出して伝えても、あまり僕は意味がないと思います」と述べ、不要不急で外出しているのは若者ばかりではないと指摘した。

 国際政治学者の三浦瑠麗氏も「カズレーザーさんがおっしゃったように、上野の3連休の花見の時に、公園の滞留時間、滞在時間が一番長かったのは60代だそうで。実は20代、30代は早々と帰っているというデータもあって」と同調し、外出自粛の意識が緩んだとされる先月20日ごろの様子を紹介。不要不急の外出者を伝える際の報道に若者の姿を紹介しがちな傾向は「ミスリーディング」だとした。

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2020年4月7日のニュース