長谷川博己主演 来年大河「麒麟がくる」7年ぶり初回75分「世界観しっかり伝え じっくり堪能」

[ 2019年9月24日 10:00 ]

来年2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(42)が明智光秀役で主演を務める来年2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(1月5日スタート、日曜後8・00)の初回放送が75分になることが24日、分かった。大河ドラマの初回75分は13年「八重の桜」以来7年ぶり。過去6年は60分だっただけに、大河ファン、戦国時代ファンには朗報となった。

 編成理由について、NHKは「これから1年にわたって放送する『麒麟がくる』の初回ということで、その世界観をしっかりと伝え、じっくり堪能いただけるよう、今回は75分サイズで編成しました。是非お楽しみいただければと思います」としている。

 00年以降の大河ドラマの初回放送時間を見ると、00年「葵 徳川三代」=85分、01年「北条時宗」~08年「篤姫」=60分、09年「天地人」~13年「八重の桜」=75分、14年「軍師官兵衛」~19年「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」=60分。久々にボリューム感たっぷりの「麒麟がくる」初回が注目される。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては智将・明智光秀を初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。語りは歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が務める。

 今年6月にクランクイン会見。斎藤道三を本木雅弘(53)、織田信長を染谷将太(27)、濃姫を沢尻エリカ(33)、今川義元を片岡愛之助(47)、豊臣秀吉を佐々木蔵之介(51)が演じる。

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