吉田引退 出身の津市・津市長・前葉氏「夢を成し遂げる姿は、全ての津市民が賞賛」

[ 2019年1月8日 19:18 ]

2012年、建設中の屋内総合体育施設を「サオリーナ」と命名することを発表する前葉泰幸・津市長と吉田沙保里
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 津市長の前葉泰幸氏(56)が8日、レスリングの吉田沙保里選手(36)が現役引退を表明したことを受け、マスコミ各社にFAXでコメントを発表した。

 吉田は津市一志町で誕生。同市には吉田の名前を冠したスポーツ施設「サオリーナ」を建設した。

 前葉市長は「33年間という本当に長い間、世界のトップを走り続け、日本女子レスリング会を牽引されてきたご功績に心から敬意を表します。沙保里さんが成し遂げたオリンピック3連覇、世界大会13連覇の偉業は色あせることなく、これからも永遠に語り継がれることでしょう。高い志のもと、その夢を成し遂げる姿は、全ての津市民が賞賛しています。本当はもう一度、東京オリンピックであのマットで戦う沙保里さんの姿を見たかったという気持ちはありますが、世界のトップアスリートとしてご自身で重い決断をなされたことを、私は受け止め、沙保里さんのこれからの人生が幸多く、素晴らしいものになることをご祈念申し上げます」とコメント。さらに「沙保里さんに名付けていただいた“サオリ―ナ”は、未来永劫レスリングの聖地として津市でこれからも輝き続けます。本当に長い間お疲れさまでした。ありがとう」とコメントした。

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