希望・玉木共同代表 写真撮影した女性2人組から「今の人は誰ですか?」

[ 2017年11月14日 10:43 ]

希望の党・玉木雄一郎共同代表
Photo By スポニチ

 希望の党の共同代表が玉木雄一郎氏(48)に決まった。選出された10日夜に都内のホテルで小池百合子代表(65)と初会談。その後報道陣の取材を受けてから、車で帰ろうとした際、通りがかった女性2人組から写真撮影をお願いされ、後部座席に乗っていた玉木氏は車の窓を開けて気さくに応じた。

 ところが、その2人組は玉木氏が去ってから報道陣に駆け寄って、話しかけてきた。

 「ところで、今の人は一体誰ですか?」。

 思わず吹き出してから、代表選後に所属議員から「選挙に向けての広告塔としては力が未知数」と聞いたことが思い浮かんだ。

 その玉木氏は10日の会談後に「小池代表は都知事として大都会の東京を見ている立場。私は“土の香り”がする側を担当したい。東京と地方を組み合わせることで、地に足のついた国民政党としていいコンビネーションが組める」と相乗効果をアピール。19年夏の参院選が控えており、知名度を活かした空中戦やメディアを通じた発信を小池氏が担い、玉木氏が候補者へドブ板選挙を徹底していく青写真がすでにあるのかもしれない。

 玉木氏と言えば、赤いネクタイがトレードマーク。「赤い玉木と緑の小池」とでもいうべき新体制で、自身の知名度と党のイメージアップを遂げられるのか。手腕が問われる。(記者コラム)

続きを表示

2017年11月14日のニュース