セクハラ疑惑の大物プロデューサー“追放” 米アカデミー賞団体が資格剥奪

[ 2017年10月16日 05:30 ]

 米映画芸術科学アカデミーは14日、理事会の緊急会合を開き、女優やモデルなどへのセクハラ疑惑が伝えられた米ハリウッド映画界の大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)の会員資格の剥奪を決定した。

 アカデミー賞を主催する同アカデミーは映画産業の芸術、科学的発展を図る映画界の最高団体。資格剥奪はワインスタイン氏の映画界からの追放を意味し、米メディアは「前例のない厳しい措置だ」と報じた。

 本人は疑惑を一貫して否定しているが、映画界では「公然の秘密」だと伝えられており、アンジェリーナ・ジョリー(42)やグウィネス・パルトロウ(45)ら複数の女優やモデルらが被害に遭ったと証言している。

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