「陸王」山崎賢人 役所広司と初共演に刺激「大地としてぶつかっていける」

[ 2017年10月15日 13:50 ]

TBS「陸王」の初回放送へ向け、気合の入る山崎賢人
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 俳優役所広司(61)主演のTBS日曜劇場「陸王」(日曜後9・00)が15日、初回を迎える。作家・池井戸潤氏の小説が原作。業績低迷の老舗足袋製造業者「こはぜ屋」がランニングシューズの開発に挑戦し、奮闘する姿を描く物語。

 主人公の「こはぜ屋」の四代目社長・宮沢紘一の長男・大地役を山崎賢人(23)が演じる。就職活動に失敗し、こはぜ屋を手伝いながら、人間として成長していく役柄だ。

 いよいよ初回を迎えることに「ドキドキしています」と、力作がお披露目される直前の心境を語った。

 誕生日翌日の9月8日にクランクイン。「背筋がピンとする」と周囲に語って、等身大の役柄に臨んでいた。「生きていく中でうまく行っていない人の方が圧倒的に多いと思う。“こはぜ屋”の姿を見て見て“よっしゃ、やってやろう”という気持ちになってほしいですね」と期待を込めた。

 役所とは初共演。「小さいころからずっと見てきた方なので最初は緊張していたんですけど、懐が大きくて、フラットに接してくださるので、すごく(役名の)大地としてぶつかっていける。役所さんとお芝居できる時間を大切に思っています」と大先輩との共演を満喫している。

 一方の役所は山崎について「すごく正直で、日本一の正直男という雰囲気。これでは、なかなか就職はうまくいかないぞというところを普段から出していて、これが役作りだったらすごいと思う」と実直な人柄をユーモアを交えてほめつつ「子供のころからやっているので、もうベテラン。カメラの前では堂々としていて、自分のスタイルも持っているから刺激を受けていますよ」とこちらもぶつかり合いを楽しんでいる様子だ。

 父子の迫真の演技に、視聴者の目も釘付けになりそうだ。

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